[WCS公式] Day2: 冷たいデッキでハワイをアツく燃やせ!
2012年8月30日 WCS(超適当)翻訳ポケモン WCS2012 公式サイトよりお届けする、遅れてきた超適当翻訳シリーズ第3弾。
今回は、毎年ひとつは出てくる驚きのデッキ特集です。
チェコのマスターチャンピオンに、《バイバニラ》/《ビクティニ(BW2)》デッキについてインタビューしています。
■ 冷たいデッキでハワイをアツく燃やせ!
あるプレイヤーが操る氷のポケモン《バイバニラ》デッキが、カード部門マスターリーグで火を噴いている。
中央ヨーロッパにあるチェコ共和国のチャンピオン Martin Janous 氏が持ち込んだデッキは、使用者がほとんど居ない上に勝ち続けているから驚きだ。
その中核となるのは Pokemon.com が長い間検討していた《バイバニラ》/《ビクティニ》デッキ、それは今 Martin の成功を通じて見直されている。
今年は Martin にとって4回目の Worlds となる。彼は2007年のシニアリーグのチェコ国内チャンピオンで、2009年は LCQ (ラストチャンスクオリファイ/世界大会出場権をかけた最終予選)を突破し、2010年は上位入賞し世界大会出場権を得た。 Martin が使うのはメタではない意外なデッキかもしれない。だが、彼は間違いなく「勝つ為には何が必要か」をよく知る才能あるプレイヤーだ。
Q1: 今年の Worlds の調子はいかがですか?
A1: 今 4-2 です。シングルエリミネーションでの対戦(本選)に進むには、あと1戦以上勝たなければと思います。(今日は)たくさんのポケカ界のスタープレイヤーと闘ってきました。とても緊張しています。
Q2: あなたのデッキについてお話を聞かせてください。
A2: チェコ国内リーグでも一緒に勝ち抜いてきた、この《バイバニラ》/《ビクティニ》デッキで来ました。チェコでは同じデッキで 9-0 の負けなしだったんです。EXポケモンが多い現環境では良い選択だと思っています。
Q3: チェコ国内リーグではメジャーなデッキなのですか?
A3: いいえ、ここと同じくそんなことはないです。私が参加する1週間前に開催されたイタリア国内リーグで成功したデッキに触発されて組んだんです。秘密にしていたので、対策を知らない対戦相手はすごく驚いていました。
Q4: そして、少なくともあなたの参加リーグでは唯一の使い手として、再びこのデッキを使っている、と。
A4: えぇ、イタリアとスイスに1人ずつ、計3人が使っていますね。
Q5: このデッキはEXポケモンに対してどう強いんですか?
A5: 私のデッキにはEXポケモンがいません。《バイバニラ(BW2)》で相手のポケモンを倒したら、返しのターンにおそらく(自分のバトル場の《バイバニラ》が)倒されてしまいます。でも相手がEXポケモンなら私はサイドを2枚取れますが、相手が取れるのは1枚です。唯一《ミュウツーEX(BW3-P)》が《バイバニラ》を一撃で倒せますが、それ(《ミュウツーEX》)も(2枚サイドを取られる)EXポケモンです。
Q6: あなた(のデッキ)にとって過酷な対戦は?
A6: 落としてしまった2戦は両方とも《アギルダー(BW4)》のデッキで、勝てたのは1戦だけでした。特性「ツルツルソール」の《バイバニラ(BW3-H)》も入れてはいたので、ポケモンを逃がすという手を打たなくとも(補足:マヒになったポケモンは「逃げる」ことも出来ない)バトル場とベンチを入れ替えられます。《キレイハナ(L2)》も入れていたので(ポケパワー「ハッスルステップ」)で自分の番に自分のポケモン全員のHPを回復できたのも助かりました。
ここに至る Martin の成功をひとまずたたえたい。彼の《バイバニラ》/《ビクティニ》は間違いなく(今年の)要注目デッキとなるだろう。
★補足
その後 Martin 氏は 4-3 で Worlds2012 予選を終了し、世界51位となりました。
また Martin 氏の過去の戦績について追ってみたのですが、2009年以前のものは確認できず、2010年の公式サイトにはお名前が見つけられませんでした。
その部分の翻訳が間違っているかもしれないので、一応お知らせしておきます。
◆ A Cool Deck Is Beating the Hawaii Heat!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates/article/day2/a-cool-deck-is-beating-the-hawaii-heat
* * *
Worlds 後から大変お待たせしてしまった WCS(超適当)翻訳シリーズ、2012年版はこれにてひとまず終了とさせていただきます。
Worlds 体験レポートを含め、ご訪問いただいた皆さまに深く御礼申し上げます。
来年バンクーバーは、体験レポート?公式サイトの実況翻訳祭り?
どちらになるかはまだ決まっていません。
「Worlds に行くと、ポケモンへの見方が、価値観が変わる」
「ポケモンが好きなら、プレイヤーとして強い・弱いは関係なく、一生に一度は行くべき」
初めて Worlds のことを聞かされたときは半信半疑だったのですが、実際目にして耳にして体験して…それは本当に本当のことでした。
私が言うと逆に説得力が薄まりそうですが、 Worlds の感動は凄まじいです。
言葉が全部陳腐に思えてしまう、自分のレポートや翻訳なんかじゃ表現しきれません。
「言葉が異なる世界中の人と(ポケモンという共通項、対戦などの共通言語を通じたやりとりし)同じ感情・感動を分かち合える」のが Worlds 最大の魅力です。
来年私自身が行けなかったとしても、ひとりでも多くの方が Worlds の感動を体験していただけると嬉しいなぁ…と思っています。
今回は、毎年ひとつは出てくる驚きのデッキ特集です。
チェコのマスターチャンピオンに、《バイバニラ》/《ビクティニ(BW2)》デッキについてインタビューしています。
■ 冷たいデッキでハワイをアツく燃やせ!
あるプレイヤーが操る氷のポケモン《バイバニラ》デッキが、カード部門マスターリーグで火を噴いている。
中央ヨーロッパにあるチェコ共和国のチャンピオン Martin Janous 氏が持ち込んだデッキは、使用者がほとんど居ない上に勝ち続けているから驚きだ。
その中核となるのは Pokemon.com が長い間検討していた《バイバニラ》/《ビクティニ》デッキ、それは今 Martin の成功を通じて見直されている。
今年は Martin にとって4回目の Worlds となる。彼は2007年のシニアリーグのチェコ国内チャンピオンで、2009年は LCQ (ラストチャンスクオリファイ/世界大会出場権をかけた最終予選)を突破し、2010年は上位入賞し世界大会出場権を得た。 Martin が使うのはメタではない意外なデッキかもしれない。だが、彼は間違いなく「勝つ為には何が必要か」をよく知る才能あるプレイヤーだ。
Q1: 今年の Worlds の調子はいかがですか?
A1: 今 4-2 です。シングルエリミネーションでの対戦(本選)に進むには、あと1戦以上勝たなければと思います。(今日は)たくさんのポケカ界のスタープレイヤーと闘ってきました。とても緊張しています。
Q2: あなたのデッキについてお話を聞かせてください。
A2: チェコ国内リーグでも一緒に勝ち抜いてきた、この《バイバニラ》/《ビクティニ》デッキで来ました。チェコでは同じデッキで 9-0 の負けなしだったんです。EXポケモンが多い現環境では良い選択だと思っています。
Q3: チェコ国内リーグではメジャーなデッキなのですか?
A3: いいえ、ここと同じくそんなことはないです。私が参加する1週間前に開催されたイタリア国内リーグで成功したデッキに触発されて組んだんです。秘密にしていたので、対策を知らない対戦相手はすごく驚いていました。
Q4: そして、少なくともあなたの参加リーグでは唯一の使い手として、再びこのデッキを使っている、と。
A4: えぇ、イタリアとスイスに1人ずつ、計3人が使っていますね。
Q5: このデッキはEXポケモンに対してどう強いんですか?
A5: 私のデッキにはEXポケモンがいません。《バイバニラ(BW2)》で相手のポケモンを倒したら、返しのターンにおそらく(自分のバトル場の《バイバニラ》が)倒されてしまいます。でも相手がEXポケモンなら私はサイドを2枚取れますが、相手が取れるのは1枚です。唯一《ミュウツーEX(BW3-P)》が《バイバニラ》を一撃で倒せますが、それ(《ミュウツーEX》)も(2枚サイドを取られる)EXポケモンです。
Q6: あなた(のデッキ)にとって過酷な対戦は?
A6: 落としてしまった2戦は両方とも《アギルダー(BW4)》のデッキで、勝てたのは1戦だけでした。特性「ツルツルソール」の《バイバニラ(BW3-H)》も入れてはいたので、ポケモンを逃がすという手を打たなくとも(補足:マヒになったポケモンは「逃げる」ことも出来ない)バトル場とベンチを入れ替えられます。《キレイハナ(L2)》も入れていたので(ポケパワー「ハッスルステップ」)で自分の番に自分のポケモン全員のHPを回復できたのも助かりました。
ここに至る Martin の成功をひとまずたたえたい。彼の《バイバニラ》/《ビクティニ》は間違いなく(今年の)要注目デッキとなるだろう。
★補足
その後 Martin 氏は 4-3 で Worlds2012 予選を終了し、世界51位となりました。
また Martin 氏の過去の戦績について追ってみたのですが、2009年以前のものは確認できず、2010年の公式サイトにはお名前が見つけられませんでした。
その部分の翻訳が間違っているかもしれないので、一応お知らせしておきます。
◆ A Cool Deck Is Beating the Hawaii Heat!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates/article/day2/a-cool-deck-is-beating-the-hawaii-heat
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Worlds 後から大変お待たせしてしまった WCS(超適当)翻訳シリーズ、2012年版はこれにてひとまず終了とさせていただきます。
Worlds 体験レポートを含め、ご訪問いただいた皆さまに深く御礼申し上げます。
来年バンクーバーは、体験レポート?公式サイトの実況翻訳祭り?
どちらになるかはまだ決まっていません。
「Worlds に行くと、ポケモンへの見方が、価値観が変わる」
「ポケモンが好きなら、プレイヤーとして強い・弱いは関係なく、一生に一度は行くべき」
初めて Worlds のことを聞かされたときは半信半疑だったのですが、実際目にして耳にして体験して…それは本当に本当のことでした。
私が言うと逆に説得力が薄まりそうですが、 Worlds の感動は凄まじいです。
言葉が全部陳腐に思えてしまう、自分のレポートや翻訳なんかじゃ表現しきれません。
「言葉が異なる世界中の人と(ポケモンという共通項、対戦などの共通言語を通じたやりとりし)同じ感情・感動を分かち合える」のが Worlds 最大の魅力です。
来年私自身が行けなかったとしても、ひとりでも多くの方が Worlds の感動を体験していただけると嬉しいなぁ…と思っています。
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