2014年春のポケモンカードゲーム大規模公式大会「リザードンメガバトル」、全日程が終了しました。
参加された選手の皆さま、ファンの皆さま、付き添いの皆さま、お疲れさまでした。

また、ガチな大会という点で今回の「事前応募抽選制・ブロック予選」形式はとても素晴らしく、いちプレイヤーとして感謝の気持ちでいっぱいです。
運営の皆さま、どうもありがとうございました。

設備人的リソースの面でとても大変だとは思うのですが、今後もこの形式で続けていただきたいです。
ただやはり、いろいろ問題もあったように思います。参加者に聞いたことも含め、ざっくりまとめておきます。

※ 管理人は5/3・4の東日本大会のみ参加しています。
※ 内容には西日本大会参加者から聞いたことも含みます。


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☆ メインコンテンツ:リザードンメガバトル


【大会形式について】

事前応募抽選制+先着順で当日参加枠有り
1日目:Bリーグ ブロック予選(4名総当たり3戦、各ブロック1人選出)
→Aリーグ ブロック予選(同上)
→Aリーグ&Bリーグ トーナメント予選(各リーグ16名選出)
2日目:Aリーグ&Bリーグ 決勝トーナメント


○ 事前応募抽選制+8時半現地集合で「必ず3戦」、より公正で納得できる大会形式
○ 先着順で当日参加枠もあり、思い立って参加もできた
○ 始発早朝に並んでも初戦で負ければほぼ終了、の不完全燃焼感を払拭。参加した実感がある

△ スケジュールの関係上、待機が長くダレる
 →待てる大人を先にし、集中力持続が難しいAリーグを後に回したことは評価
 →設備人的リソースからブロック予選の時間を分けたようだが、理想は並行開催
 →さらに理想をいえば、1日で予選・決勝を終わらせる代わりに、開催地域が増えればとても嬉しい


【ブロック予選で発生した問題】

・進出条件が「勝ち数>勝ち点」なのか「勝ち点>勝ち数」なのか統一されていない
・時間内勝利/時間外勝利の判定をしっかり理解していないジャッジがいた
・大会形式を理解していない選手が「2戦負けたから帰る」をそのまま帰す
 (結果、勝ち点・サイド数で「帰った人と普通に3戦目を対戦して勝てたら上がれたのに」という選手が発生)
・時間内勝利と時間外勝利の勝ち点差が小さいからか、遅延的行為があった
 (フロアルールには現状遅延についての明確な定義が無いので指摘が難しい)
・勝利判定に取ったサイド数を見ることから「ワザを宣言すれば勝てる」シーンでも敢えて流すプレイングがあった
 (これはルール・マナーに逸脱している行為ではないのだが、負けが見えている選手が不快に感じてしまう、という事例)

→勝利判定について、ジャッジ間の意識統一を図っていただきたい
→「勝ち点」の設定、不戦勝や相手がドロップした場合の「取ったサイド/取られたサイド」の設定を公正なものにして欲しい
 (友人に「こう計算すれば」の案を聞いたのですが、上手く説明できないので後程追記します。)


【トーナメント予選で発生した問題】

・誘導スタッフの声が小さく、どこに並べばよいのか分からない
・指定集合場所に行ったのに、場所が違う
・16人ずつ数えて並ばせているのに、途中からズレて計算が狂っている
・不戦勝の大量発生
 (ブロック予選1,024人→トーナメント予選進出者256人スタートのみ前提としているため)
・不戦勝の選手も対戦準備

→誘導には拡声器の使用も検討を
→特に大阪では1戦目を対戦している方が少ない状態だったので、進出人数によるマッチングパターンを複数組んでおけば良いのでは?
 (事前応募での人数と今回実際に参加した人数から、ある程度のパターンは組めるのでは)


【決勝トーナメントで発生した問題】

・実況中に、選手や観客が知りえない「特定カードのデッキ採用枚数」について言及
 (T氏による「このデッキには炎エネルギーが3枚しか入っていない」発言。)

 →観客に見えている以上の情報を発言しないよう、より注意を払っていただきたい


【共通:ジャッジについての問題点】

・「見ているだけで指摘しない」という機能不全が多々見られた
 (計算ミスや状態異常チェックの漏れ、サポート2枚使用などルールミスを「見ている」はずなのに…)
・ミスに対するペナルティが甘すぎるのではないか
 (事例その1:サイド6枚で《N》を打った後なのに、相手が8枚カードを引いたのですぐ手を止めさせてジャッジを呼ぶ→相手「一番左と一番右を7・8枚目に引きました」→ジャッジ「その2枚をデッキの下に戻してください」で終了…状況をきちんと説明しても「ミスした側に寄った裁定」は覆らずだったそうです。この手の話は他にも聞きました)

→ジャッジの裁定は「大会では絶対」であり、指摘も含めもっと積極的に動いていただきたい
→「性善説」に寄らず、間違いでも悪意でもルールミスに対して公正な裁定をしていただきたい


【共通:会場設備についての問題点】

・東日本会場の音響設備に難有り。よくハウリングしていた
・対戦卓の横にあるステージでのトレッタのテーマ熱唱で、重要なアナウンスや技宣言など声が聞き取れない事態も
 (Geroさんのステージそのものはとても好評で、見ていたポケカ勢にはその名とトレッタのテーマがしっかり定着した模様。)

→運営アナウンスや対戦中の宣言が聞こえないのは問題なので、レイアウトやスケジュールに配慮をお願いしたい



☆ サイドコンテンツについて


【ステージ:エキシビジョンマッチ】

○ ジュニアプレイヤーと開発スタッフによる対戦&実況
 (ファン参加型ステージは面白い試み。カードバトルの臨場感、楽しさが伝わってきて良かった)


【5 on 5 バトル】

○ コンテンツ内容としては良かった
× ただ、公式サイトの記述では、事前に5人集めるべきなのか否かが分からなかった
× 5人集めて参加してスタッフに露骨に嫌がられる事態に
 (結局チーム参加はできなかったとのこと、スタッフにより「5人チームならそのまま参加、そうでないならクジ引きでチーム決定」というオペレーションも)

→公式サイトでの分かりやすい事前告知が欲しい
→スタッフの態度を改善していただきたい(露骨に嫌な顔をされるのは流石にちょっと…)


【イラストレーターサイン会】

○ 先着順50名も、整理券配布開始11時というスケジュール
 (特に始発早朝待機が難しい家族連れやジュニアがじゅうぶん間に合った点が素晴らしい。参考までに、上限に達したのはいずれも10時過ぎ)
○ 一度抜けたら再度並び直し。代理で並ぶのはOK(親が並んで後で子と交代)だが、申告の上、スタッフの目の前で交代

→対戦もしたいプレイヤーは諦める形となったが、対戦はしないが集めているファン(特にジュニア)が余裕をもって参加できたのがとても良かった


【ジムリーダーに挑戦!コーナー】

○ ジムリーダー5人体制、華が合って良い
△ 毎回大人気の為数時間待ちとなり、対戦までずっと待機している状態は勿体無い
 →整理券配布形式にし、指定時間に集合にしては?
 →60枚デッキだと時間がかかるので、いっそのこと30枚デッキ限定とするとか


【プロモーションカードのプレゼント基準について】

・2時間での「3連勝」、他のコンテンツに参加しながらの「7ポイント(7回勝つ)」は難しい
 →「勝ち」ではなく「対戦数」によるゲットにして欲しい。20回対戦しても負け続けると貰えないのは残念


【会場内でスタッフが行っていた来場者アンケートについて】

・アンケート用紙に誤字が多い。スタッフが口頭で修正していたが、さらなるミスを発見
 →きちんと文字校正をしてください…。原稿制作者以外に2人もいれば防げます。


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思いつくままに推敲もせずダカダカ打ったので、いろいろ追記・修正するかもしれません。
バトルカーニバル2012オータム(121103・23-24)
バトルカーニバル2012オータム(121103・23-24)
バトルカーニバル2012オータム(121103・23-24)
ポケモンカードゲーム(ポケカ)の大規模公式イベント「バトルカーニバル2012オータム」が、11月に全国3ヶ所・4日間に渡り開催されました。

遅くなってしまいましたが、備忘録も兼ねて更新します。
主な開催内容は次の通りです。

・ビクトリーカップ2012
(チャレンジステージ3連勝→プレミアステージ→プレミア連勝数上位8名でクライマックスステージ)
・ラストチャレンジ予選
(東京2日目のみ。予選1で2勝ごとに抽選券配布→予選2で各リーグ4名が運営提供のカードにて作成したデッキでバトル)
・日本一決定戦
(東京2日目のみ。ビクトリーカップ優勝者3名と予選2優勝者によるバトル)
・殿堂バトル
(3連勝で勝ち抜き)
・オープンジム
(自身がジムリーダーとなり大会を開催)
・プラズマ団入団バトル
(プラズマ団員 のコスプレ とバトル)
・WAKUWAKUチームバトル
(ポケカのセット商品「みんなのWAKUWAKUバトル」を使用した体験バトル)
・はじめて教室
・デッキつくり方教室
・ゲーム体験コーナー
・ポケモントレッタコーナー


まずは画像をご紹介。キャプションは左上から時計回りです。

【画像1:会場内のアート】
・バトルカーニバル2012オータムの大会ロゴのタペストリ看板
・ブラックキュレムとホワイトキュレムのバルーン、大会メインアートのタペストリ看板
・プレミア&クライマックスステージ用バトル卓の装飾
・カードイラスト展示コーナー

【画像2:熱気あふれる会場】
・ビクトリーカップ2012案内POP
・ビクトリーカップ開催時のチャレンジステージバトル卓の様子
・殿堂バトル案内POP
・WAKUWAKUチームバトル案内POP
・WAKUWAKUチームバトル体験時の様子
・プラズマ団入団バトル案内POP
・プラズマ団員 のコスプレ による入団テストの様子
・プラズマ団のロゴと入団バトルのノボリ
・オープンジム案内POP
・オープンジム受付の様子

【画像3:お気に入りの写真など】
・ビクトリーカップ上位入賞者に贈られる盾入りカード
・ラストチャレンジ予選1終了後の抽選の様子
・ラストチャレンジ予選2、バトル前に握手を交わすジュニア選手たち
・イマクニ?のドードーが「にげまくり!」唖然とする少年


今回、自分は初めてカーニバル遠征をしてみました。
「東京1日目と同時発売のイーブイコレクションでポケセンに並ぶため」という理由で大阪まで遠征したファンは多分私くらいなものでしょうw
(大阪へ発つ当日に東京会場での販売が公式発表され、ほっとしながらも複雑な心境でした。)


大会については、大阪・東京1日目ともにやる気プレイヤーさんがとても多く、開始からしばらくは対戦に1時間~1時間半待つという大混雑。
ただ、運営側も厳しい制約がある中でバトル卓を増やすなど、かなり努力していらっしゃいました。

自分の戦績については…
大阪はギリギリ時間内にチャレンジ3連勝で《プラズマ団バッジ》ゲット。
東京1日目は、ブイコレの可愛いカードグッズを保護!そしてチャレンジ2連勝後に潰されて没。気を取り直して殿堂バトルで3連勝で《殿堂ベルト》ゲット。
東京2日目からデッキを変えて6連勝で抽選券3枚ゲットも当たらずかすらず。

うーん、バトルに関しては何とも残念な感じ。
好きなポケモンに固執せず、東京2日目のデッキで最初から出れば良かったですねw

今回の環境は「カメックス・ケルディオEX」と「タチワキのおっさん」が2大メタで、そこに「ギギギアル・コバルオンEX」や「ダークライEX」派生、ワンキルリスクを見ながらの「シビビール・レックウザEX」が何処まで食い込むか…という感じでした。

実は大阪・東京1日目ともにチャレンジステージで優勝プレイヤーさんと対戦するという幸運(いや悪運なのか?)に恵まれ、悔しくも良い経験となりました。

2日目のラストチャレンジ予選の形式は、個人的にはとても良かったのではと思っています。
予選2での「運営提供カード」では予想通り「マスターデッキビルドBOX EX」の提供となりましたが、それにBW7「プラズマゲイル」が加わるとは!
また、ジュニアは時間が足りないのでは?と言われていた30分という開封→構築にかかる制限時間ですが、全員がそれをクリアし、熱いバトルを繰り広げていました。

また2日目には、ポケカ界のふしぎないきもの・イマクニ?さんが会場に現れました。
最初は ひとのすがた で場内を見学され、しばらくして いつものすがた にw
昔からのファンとのあたたかい交流、イマクニ?伝説を知らないちびっ子と息を弾ませながらの仁義なきバトル…イマクニ?さんは今もエンターテイナーだなぁと思いました。


ここには書ききれませんが、普段なかなかお会いできないプレイヤーの皆さまとの貴重な交流の機会が得られたことが、何より一番の想い出となりました。

この度は楽しい時間をどうもありがとうございました。
またいつかお会いできる日を、とても楽しみにしています!
ポケモン世界大会 World Championships 2012 in Hawaii (120810-12)
ポケモン世界大会 World Championships 2012 in Hawaii (120810-12)
ポケモン世界大会 World Championships 2012 in Hawaii (120810-12)
ポケモン世界大会「Pokemon World Championships 2012」が、去る8月10日から12日(現地)の3日間に渡り、アメリカ合衆国はハワイ州・ハワイ島コナにある HILTON WAIKOLOA VILLAGE にて開催されました。
今年は運良く無事参加出来たので、一部ではありますがレポートします。


画像1: Opening Ceremony とメイン会場 Grand Ball Room の装飾、ピカチュウのトロフィー
画像2: 世界での対戦の様子と会場を歩くポケモン の着ぐるみ 、ウェルカムキット、サイドイベント会場
画像3: 会場外の様々なポケモン装飾


Pokemon World Championships 2012 の主な開催内容は次の通りです。

[Day1]
Last Chance Qualifier (WCS2012 世界大会出場権最終争奪戦)

[Day2]
Opening Ceremony (開会式)
Pokemon World Championships (WCS2012 世界大会予選)
TCG Side Event (カードゲームのサイドイベント、2日間)
Retail (グッズ販売、2日間)

[Day3]
Pokemon World Championships (WCS2012 世界大会本選)
Special Character Distribution (空を飛ぶ避雷針ピカチュウをBWに配信)
Autograph Signings (増田順一氏・森本茂樹氏・石原恒和氏のサイン会)
Closing Ceremony (閉会式)


Day0: WCS2012 開催前夜

夕方に壮大で豪華なリゾートホテル HILTON WAIKOLOA VILLAGE に到着。
ホテル内のモノレールで1駅(徒歩2~3分)のコンベンションセンターが WCS の会場となっており、既にたくさんのプレイヤーやファンが Open Gaming Room として開放されている Kona Ball Room に集まっていました。中には休暇を利用して1週間前から現地入りしている海外勢も居るとか。

スーツケースをそのまま持ち込み、中にたくさん詰め込んできた日本のポケセンスリーブ・ジムチャレスリーブ、カードボックスなどカードグッズや日本語版のカードファイルを並べてトレード開始。
こちらのお目当ては英語版のデッキパーツやお気に入りポケモンの Reverse Holo (ミラー加工)や Full Art と呼ばれる SR・URのカード。
以前人気だった日本語版のカードやキラエネルギーは今年は苦戦。逆にスリーブが大人気で、特にバトルカーニバル系のポケモンいっぱいのデザインをよく希望されました。

つたない英語でのトレードの途中、聞き取れず意味が分からず困っていたところを何度も助けていただいたのが、現地で知り合った F.Takahashi 氏。
日系ハーフの Takahashi 氏は、日本語・スペイン語・英語がペラペラのトリリンガルで、通訳は勿論面白過ぎる「兄ちゃん、リュックは?」などの伝説を作り、日本勢の一部の間で Worlds 2012 の MVP ともいえる大活躍をなさいました。
この場を借りて深く御礼申し上げます。どうもありがとうございました! Thank you very much! (って見ていただけるでしょうか…)

また LCQ 前に一度海外勢とも対戦を…ということで、シニアと思われるアメリカ人プレイヤーさんに対戦を申し込みました。
対訳表を手元に、片言の英語で不安そうな私の様子を気遣ってか「このカードは僕も使っているので分かります(※英語)」などと丁寧に対戦を進めていただき、とてもありがたかったです。
私はダークライEX・ミュウツーEX、彼はシビビールゼクロムを使い、残念ながら負けてしまったのですが、最後お互いの母国語で「Thank you very much!」「ありがとうございました」のやりとりに大感激。
この対戦は、大会前夜の一番の想い出となりました。

結局夕方から夜遅くまで、買い出しにもレストランにもいかず Open Gaming Room にこもり切り。
フライトの疲れも空腹も吹き飛ばす Worlds の空気は「凄い!」の一言です。


Day1: Last Chance Qualifier

いよいよ決戦の時。
コンベンションセンターにあるメイン会場 Grand Ball Room には朝の6時半に到着。
今年はアメリカ本土から離れたハワイ開催で海外勢が少なく、行列はそれ程長くなかったです。
プレイヤー登録証に氏名・生年月日・参加リーグを、デッキリストには自身のデッキ(どのカードが何枚入っているかを英語で)を記入し、8時の受付を待ちます。
受付後、9時集合の予定が会場都合で1時間押し、10時にオープン。
大扉が開き入った会場でまず一番に目に飛び込んできた、天井の大きなピカチュウのバルーンに「遂に Worlds に来たんだ」と実感しました。

ファーストネームのアルファベット順に着席し、デッキリスト回収後の Players’ Meetings (大会説明)では、英語の他に各国の言語、日本語でも大会形式やルールの説明がありました。
その間に1戦目の Matches (対戦表)が貼りだされ、 LCQ が始まりました。

LCQ は1戦につき2本先取のシングルエリミネーショントーナメント。
マスターリーグでは204人が世界大会予選への最後のチャンスを賭けてしのぎを削りました。

私の結果は残念ながら2戦目没でした。
使用デッキはダークライEX・ミュウツーEX。
1戦目はギギギアル・コバルオン・ラフレシア・ダークライEX・エーフィとあたり、勝ち・負け・サドンデスで勝ち。
2戦目はセレビィブリッジ(セレビィGR・テラキオン・トルネロス・ミュウツーEX)で、負け・勝ち・負けでした。

2戦目の1本目は、ミュウツーEX単で残りは使えないグッズ類とW無色エネルギー。
相手もミュウツーEXがバトル場で先行を取られた上、1ターン目からW無色を貼られて攻撃されたので、何も出来ずに 0-2 で落としてしまいました。
対戦後、相手の方がこちらの手札を見て「これは酷い(※英語)」と苦笑い。…デッキに事故はつきものとはいえ何も Worlds でやらなくても!
この大事故以外は悔いなく精一杯戦いましたが、やっぱり悔しいものは悔しいですね。

因みに、この日はチームアチャモの皆さまが大活躍で、5戦目が終わった時点で4名、6戦目で2名が勝ち残りました。
私自身の結果がダメだったので、どんどん勝ち上がって行く他の日本勢の皆さまの活躍はとても心強かったです。
そして LCQ マスター日本勢3名のうち、残りの1名はお父さんプレイヤーでした。
お父さんが世界予選に出られたのは、日本人では初の快挙ではないでしょうか?

実際 LCQ に参加して、参加者のデッキやプレイングのレベルがとても高いと感じました(世界大会を目指す人々ですから、当たり前といえば当たり前なのですが)。さらに2本先取とはいえ、シングルエリミネーションで勝ち抜くのはとても難しいことです。
私はまだまだ修行が足りない未熟者です。もし次があるなら、もっと上へと進みたいですね。精進あるのみです。


Day2-1: Opening Ceremony 開会式

2日目のスタートは Opening Ceremony 開会式から。
始まる前からテンポの良い音楽が響く会場で、白衣姿の Judge (ジャッジ)が躍っていたり、国旗を掲げたプレイヤーが盛り上がっていました。

照明が落ちると、ハワイアンミュージックの生演奏に乗せて、ステージの巨大スクリーンに映像が流れました。開催地である大いなる島・ハワイのイメージから始まり、各国の言葉での「ようこそ」や国旗と国のイメージ画像、最後に大きく WCS2012 のロゴが大写しとなり、会場の熱気は最高潮に。

映像が終わって照明が戻ると同時にステージに飛び出してきた、やたらテンションの高いMCのお兄さんによる大演説の後、予選が始まりました。


Day2-2: World Championships カード部門マスターリーグ予選

日本代表組や LCQ 組の各プレイヤーの皆さまのレポは、それぞれのブログ等で上げられていますのでそちらをご覧ください。

私はただ観戦することしか出来なかったのですが、見たり聞いたりした話を総合するとどの対戦もギリギリの闘いで、ちょっとした一手が戦局をガラリと変えてしまう厳しいものでした。緻密な構築と研ぎ澄まされたプレイングが光るマスターリーグでは、一方的になるのは片方が事故っている時くらいです。
開会式とは打って変わって静かな中、聞こえてくるのは宣言の声とデッキシャッフルの音という緊迫感溢れる会場に、こちらも息を飲みました。

そんな予選に参加されたプレイヤーの皆さまが、7戦に渡る長く厳しい闘いをされた…それ自体がとても尊いことだと私は思います。
一緒に喜び悔しがり、感動を分けていただき、どうもありがとうございました!


Day2-3: TCG Side Event ポケカのサイドイベント

世界への挑戦が終わってしまったとしても、プレイヤーだけでなくファンにとっても、思い切りポケモンを楽しめるのが Worlds です。
観戦やトレード、個人的取材(会場撮影)の合間に少しだけ参加したものを含め一部ご紹介します。

・ ぐるぐる対戦(仮/正式名称不明)
受付で番号札を貰って名前を登録し、その辺に居る野生のトレーナーをゲットして対戦。勝負あったら受付に戻り、スタッフがランダムで出す2枚のポケモンカードを勝った方から先に、負けた方は残りを貰う。
貰えるのは Reverse Holo やキラのカードやトレーナーズだが、たまにエネルギーカードに乱暴な「Mat」「Cap」などの文字が書かれているものがある。
それが当たりで、アメリカのだいすきクラブ的組織が作っている限定プレイマットやキャップ(帽子)、モンスターボール型ビーチボールや拡張パック「Dark Explorers」など貰える。
何と完全無料、何度でも挑戦OKの大盤振る舞いイベント。

・ Mini League
8人でスイスドロー形式で行う対戦イベント。
上位者には豪華賞品が当たる。

・ TCG Prerelease Tournaments
25ドルで6パック購入し、出てきたカードを使ってデッキを組んで対戦するイベント。
エネルギーカードは運営側から大量に貸し出し有り。
これから発売する拡張パック「Dragons Exalted」を先行ゲットするチャンスでもあり、大人気。
参加者にはカードだけでなく Altaria (チルタリス)のプロモーションカードもプレゼントも。


Day2-4: Retail グッズ販売コーナー

WCS 2012 のメインアートを使用した限定商品やポケモンのぬいぐるみ・フィギュアを販売するコーナーです。
毎年、前夜から待機列が出来る程の大人気で、開始当初は各種1個の購入制限がかかりました。

WCS 2012 限定商品は次の通り。
カードバインダー、カードゲームのプレイマット、帽子(キャップ)、メインアートのピカチュウのぬいぐるみ、液晶クリーナー(眼鏡ふき、裏面にゲームのタイプ相性表)、デッキケース、リングノート、Tシャツ

特にバインダーとプレイマット、お手軽価格の液晶クリーナーが人気で会期中に売り切れました。
デッキケースもかなり売れていたのですが、数も多かったらしく途中から限定解除となり、最終的には一度に5個までOKとなったようです。

私も自身が参加した初の WCS なので、バインダーとプレイマット、デッキケース3個と液晶クリーナーをゲットしました!…大事に使います。


Day3-1: World Championships 本選

3日目は世界の頂点を決める本選。
熾烈な戦いを勝ち残った TOP16 から世界チャンピオンが生まれました。

本選ではちょっとしたハプニングがありました。
2戦目 TOP8 の対戦中、会場の照明が落ちてしまい真っ暗に。
手を止めるよう促すアナウンスと共に Judge の方々がスマホや iPad を次々に取り出し光を対戦卓に向けるという、何とも珍しい事件を目の当たりにしました。

私はカード部門のマスターリーグを観戦。
おそらく近日中にご本人のレポートがあると思いますが、マスターリーグ日本最高位は7位となりました。
長い対戦、本当にお疲れさまでした!
そして、たくさんの感動をどうもありがとうございました!!


Day3-2: Special Character Distribution 空を飛ぶ避雷針ピカチュウ配信

3日目のゲームのお楽しみといえば Worlds のポケモン配信。
今年はDSソフト「ポケットモンスター ブラック・ホワイト」に「そらをとぶ」を覚えた夢特性「ひらいしん」のピカチュウ♀がワイヤレス配信されました。

日本では「ブラック2・ホワイト2」真っ盛り…なのですが海外では未発売らしく、配信は「ブラック・ホワイト」のみ。
配信コーナーで飛び交う「BW2には配信しないの?(※日本語)」が何だか面白かったですw

因みに私は依頼分含め、日本語版と英語版、韓国版の3種類を持ち込んだのですが、韓国版だけ受け取れませんでした。


Day3-3: Autograph Signings ポケモン関係者のサイン会

お馴染み、ポケモン関係者3名のサイン会が今年も開かれました。
増田順一氏(ゲームフリーク)、森本茂樹氏、石原恒和氏(ポケモン)の順に、どの時間も大行列でした。

私は石原氏の回に終了30分前に行ってみたのですが、この時点で受付終了。
欲しい方は早めに行った方が良さそうです。


Day3-4: Closing Ceremony 閉会式

怒涛の3日目、日が傾き夕焼け空になると Closing Ceremony が始まります。
前日の朝と同じように世界中のプレイヤーとファンが Grand Ball Room に集まり、照明が落ちて音楽と映像が流れます。
映像にはこの3日間を楽しむプレイヤーやファンの姿が映し出され、思いがけず自身の姿を見つけた人の歓声が会場を盛り上げました。

映像が終わるとゲーム・カードの順に表彰です。
ゲーム部門は増田部長、カード部門は石原社長からピカチュウのトロフィーが手渡されます。
今年の日本勢の表彰台は、カード部門ジュニアリーグの S君。
ジュニア2位・シニアチャンピオンのお兄さんに続く、お兄さんのジュニアリーグでの成績を超える快挙!
Congratulations! おめでとうございました!!

栄光の表彰台に並ぶ2012年のチャンピオンと2位のプレイヤーに向けられる、あたたかい拍手と歓声、繰り返し切られるカメラのシャッター。
そして唐突のフィナーレ…ステージに紙吹雪が舞い、 WCS2012 は閉幕しました。


See you next year!
また会おう、そして闘おう、来年の Worldsで!


Pokemon World Championships 2013 は、カナダ・バンクーバーで開催されます。
初のアメリカ合衆国以外での開催です。
来年の今頃、また新しい感動が生まれる…そんな予感がしています。


最後に…

渡米前の練習にお付き合いいただいた方々
不安な気持ちを受け止め、励まし見守ってくださった方々

現地でご一緒した日本勢の方々
Worlds で関わった全ての方々

当ブログをご訪問いただいた貴方にも

深く感謝申し上げます。どうもありがとうございました~!
バトルカーニバル2012スプリング@パシフィコ横浜(120512-13)
バトルカーニバル2012スプリング@パシフィコ横浜(120512-13)
バトルカーニバル2012スプリング@パシフィコ横浜(120512-13)
ポケモンカードゲーム(ポケカ)の大規模公式イベント「バトルカーニバル2012スプリング」が、5月から6月にかけて、全国4ヶ所・5日間に渡り開催されています。
先日、5月12日・13日の横浜会場に行ってきました。
主な開催内容は次の通りです。

・ワールドチャレンジトーナメント
(チャレンジステージ3連勝→プレミアステージ→プレミア連勝数上位16名でクライマックスステージ)
・勝ち抜きバトル
(Aリーグ、Bリーグ、Oリーグにて3連勝)
・ジムリーダーにちょうせん!
(イッシュのジムリーダーや PTCG BLOG メンバーとの対戦)
・はじめて教室
・たいけんバトル
・デッキつくりかた教室
・記念撮影コーナー
・物販コーナー


ワールドチャレンジトーナメントのレポートは、他のDNブロガー諸氏にお任せすることにして、当ブログでは会場の様子をレポートすることにします。


まずは画像をご紹介。キャプションは左上から時計回りです。

【画像1:会場全体図】
・入口のセキュリティチェック後に出迎えてくれる三獣士のバルーンアート
・入口を背に会場右半分、サイドイベントコーナー(ジムリーダーにちょうせん!・はじめて教室など)
・入口を背に会場左前方、対戦卓が並ぶメインイベントコーナー
・入口左側、物販コーナーとフリースペース、アートコーナー

【画像2:ワールドチャレンジトーナメント】
・B1パネルの一部
・ずらりと並ぶ対戦卓(チャレンジステージ)
・クリア賞《まんたんのくすり》《改造ハンマー》
・上位賞《ビクトリーカップ》金・銀・銅

【画像3:ジムリーダーにちょうせん!】
・会場に駆け付けたジムリーダーの皆さま
(アロエ、アーティ、ポッド、デント、コーン)


朝は両日とも、7時前から会場前に人が集まっていました。
入場開始は8時頃だったでしょうか?
セキュリティチェックは例年通りです。一度蓋を開けた飲み物は、その場で一口飲みます。

朝から並ぶ やる気プレイヤーの皆さまは、吸い込まれるようにワールドチャレンジトーナメントコーナーに列を成し、対戦卓はあっという間にバトルを待つプレイヤーで埋め尽くされました。

横浜は1日目に唯一Oリーグが開催され、2~3周挑戦できましたが、2日目のBリーグは人が多く2周が限界でした。
(2日目2周目の待機時間は1時間30分程でした。)

既にプレイヤーが立ち並んでいる中ではありましたが、途中で対戦卓を増やすなど、スペースに限界がある中で努力されていたように思います。
(ただ、有事の際の通路確保を優先したのでしょうか、場内中央のスペースをかなり広くとってあったので、横に1列くらい机を多く置いても良かったかもしれません。)

両日参加した中で見かけたデッキタイプ、要となるポケモンは…
Oリーグ:ガブリアス(BW5-BLD)、ミュウGR(LL)+α、ゲンガー(DPs)、ダークライEX(BW4)、フォレトス(DP5)
Bリーグ:ガブリアス(BW5-BLD)、サザンドラ(BW5-BLST)、ダークライ(BW4)、シビビール(BW2)

Oリーグは特にかなりカオスな状況で、周りを見渡すといろいろなポケモンが居て面白かったり驚いたり。
中にはBWデッキに《アンノーンG》だけ、なんて構築もあるのですが、案外押されてしまったりと、滅多にない良い対戦経験になりました。


さて、ワールドチャレンジトーナメントでの挑戦が終わったら、クライマックスステージで世界大会参加権を賭けて闘う上位16名以外は、勝ち抜きバトルなどサイドイベントの時間です。

勝ち抜きバトルでも3連勝を狙って対戦。
Oリーグには他リーグに無いプロモーションカード《殿堂ベルト》をゲットできるとあり、かなり盛り上がっていました。


また、自分は時間が無く全く参加できなかったのですが、ジムリーダーにちょうせん!コーナーも人気で、待機列も長かったようです。
閉場時間がせまり、見送りに出て来たジムリーダーの皆さまはとてもノリノリ。
ゲームと同じ決めポーズを見せていただきました!(【画像3】参照)
どうもありがとうございます!

2日目にはイマクニ?さんも参加されていて、前夜手作りのバトルチェス柄マフラーをぶん回しながら「ハモる」を炸裂(でも30ダメージ)しまくったり、対戦卓のはるか彼方に《イマクニ?のドードー》をぶん投げたりしていました。
(イマクニ?さんのデッキは「アイアント・ミュウEX」なのに、何故かご自分の山札を切らしていました...どうしてこうなった!?)
相変わらずの自由っぷり、今回も見学していて楽しかったです。


ひとつ心残りだったのは、記念撮影コーナーに行けなかったこと。
トレーナーズのデザインフォーマットを使用し、撮った画像がイラスト枠にそのままおさまって、自分が「ポケモンカードトレーナー」というサポートカードになれる、とても素敵な記念品なのです。

参考URL→
◆PTCG BLOG
 http://ptcg.creatures.co.jp/event/12703
◆ポケカネットジム
 http://pcgn.pokemon-card.com/blog/2012/05/000214.html

ジャンボカードよりは小さい?というサイズなのですが、見せていただいたところ、とてもきれいな仕上がりでした。
ひとりでも複数でも撮影OKですが、1回につき1枚印刷になるので、複数の場合は人数分ポーズを取るのが少し大変かもしれません。
(ちなみに1枚500円です。)


当日は自身の対戦やチームメイトの応援で忙しく、ご挨拶できた方もいらっしゃれば、お顔を拝見しながらできなかった方もいらっしゃいました。
対戦した皆さま、お話できた皆さま、そしてすれ違ってしまった皆さまも、どうもありがとうございました。

これから名古屋・大阪に行かれる方々のご健闘と、楽しい想い出となることを心からお祈りしています!


★★★ おまけの告知 ★★★

WCS(超適当)翻訳シリーズ、今年もやるよ~!!!!!
ポケモンカードゲーム(ポケカ)の新弾・BW3拡張パック「サイコドライブ」「ヘイルブリザード」発売にちなみ、発売記念大会が全国各地で開催されています。
カントー地方の初日、イトーヨーカドー(IY)八千代店に参加してきました。


他地方のDNブロガー諸氏も言及されていますが、運営が持ち込んだ勝利賞・基本エネルギーのプロモーションカードが足りないという前代未聞の事態。
八千代では12時頃にプライズ不足による一時引換えのアナウンスが入り、13時頃には無くなってしまったようです。

また、商品在庫も非常に少なく、開店1時間後にはBW3が完売。
ガラガラ抽選を楽しみに現地で箱買いする予定だった面々は、一様にガッカリしていました。
(実は自分も2箱購入の予定でした。)

このように、参加者には物足りないイベントとなってしまいました。

運営スタッフさんに伺ったところ…
「前回(去年12月のBW1発売記念大会)の参加者数とプライズ配布総数から予測して持ちこんだ」
「予想以上の参加者数に加え勝利数も多く、足りなくなってしまった」

確か前回は1日1回以上勝てば4種類1セットの配布。
エネルギーカードの種類が増えたとはいえ、今回は勝った数だけゲットできる形式+回転の早いハーフデッキでの対戦…前回とは条件も違いますし、痛恨の予測ミスです。

うーん、もったいない!

それは現場のスタッフの皆さまも痛感されていたようで、プライズ在庫数の告知を頻繁にしたり、お詫びの言葉をいただいたり…。
結局、実際に「発売記念大会」だったのは13時頃までで、それ以降はフリー対戦用に卓が解放されていました。

しかし、折角の「発売記念大会」なのですから、次回は必ず改善していただきたいものです。


さて、苦言はここまでにしておいて、現地で見かけたカードを解説してみます。

・ミュウツーEX(BW3-P)
現地採用率No.1のカード。
初手から《ミュウツーEX》に《しんかのきせき(BW2)》+《W無色エネルギー(BW3-H)》を付けて「エックスボール!」強くない訳がないですね!
対戦卓の其処彼処で《ミュウツーEX》の睨み合い…超弱点なので、どちらが先に相手を倒せるか、自分が倒されたなら、返しに相手を倒せるかが勝敗のポイントになりそうです。

・レジギガスEX(BW3-H)
環境に弱点に当たる闘タイプ《テラキオン(BW2)》が居るし、キツいかも?と思っていたのですが、これも強いポケモンです。
上のワザ「ギガパワー」は、望めば相手に20ダメージ追加することができる代わりに、自身にも20ダメージを与えなければなりません。しかし《しんかのきせき》を付ければ、相手にのみ追加ダメージを与えることができます。
下のワザ「レイジングハンマー」も、自身に乗っているダメカンの数だけダメージ量が増えるので、おいそれと中途半端なダメージは与えられません。
《しんかのきせき》が付いた無傷のレジギガスを一撃で倒すには、何と200ダメージも必要…こんなデカブツ、どうやって倒せば良いんだ!?
(実は今回自分が持ち込んだデッキは、レジギガスEXにとても苦戦しました。)

・チラチーノ(BW3-P)
特性「なめらかコート」では、コインが表なら相手のワザのダメージを無かったことにできます。
HPが90なので、《トルネロス(BW1-B)》の「ぼうふう」や《ビリジオン(BW2)》の連続「リーフスラッガー」での80ダメージでもギリギリ耐えられます。相手は「なめらかコート」発動によるワザ不発リスクから、《プラスパワー(BW1-W)》を使うか悩むでしょう。
1/2の確率でも相手からの大ダメージを流せたら、次のターンにチラチーノで攻撃できます。そこで「エコーボイス」を連射できれば、2回目以降の「エコーボイス」は100ダメージです。

実はチラーミィ&チラチーノは個人的に大好きな上、可愛いイラストと面白い特性が気に入ったので、この日はチラチーノデッキで参加してみました。
通常なら絶対に勝てない流れで「なめらかコート」が連続で決まり、逆転したバトルもあって、大活躍でした。

・学習装置(BW3-P)
自分のバトルポケモンがワザのダメージで気絶したとき、《学習装置》をつけているベンチポケモンに、気絶したバトルポケモンの基本エネルギーを1個付けることができるグッズです。
EXポケモンを含め、ワザに必要なエネルギーが多いポケモンに付けておけば、1ターン早く攻撃できます。
また実際バトルしていて、この《学習装置》を付けているベンチポケモンを《ポケモンキャッチャー(BW1-W/BK)》で呼び出して、先に倒す状況もありました。
他のグッズを含め、採用の可否やバランスなど、研究の余地がありそうです。

・クラッシュハンマー(BW1-B)
コインが表なら、相手のエネルギーを1枚トラッシュに送るという効果のカードです。
EXポケモンはワザに必要なエネルギーが多めで《W無色エネルギー》も採用されています。
エネルギーは自分のターンに1回しか付けることができず、ハーフでは特にエネルギーの無駄遣いは避けたいところ。
そこに、コインが表という条件はありますが、決まれば相手の攻撃の手をゆるめることができます。
熟練プレイヤーは、このクラッシュハンマーを必ず2枚握っていて、絶対に飛ばされたくない《W無色エネルギー》を叩き潰していくのですよ…。

完全蛇足ですが、コイン判定の《クラッシュハンマー》でも十分強いと感じられるくらいなので、LEGEND以降のレギュレーションなら、確定で特殊エネルギーを飛ばせる《ロストリムーバー(LL)》も強いと思います。


他、BW3で面白いと思ったカードは…

・カイロス(BW3-P)
上のワザ「パワーベンチ」、コインを2回投げ、表の数ぶん相手のバトルポケモンのエネルギーを選んでトラッシュ。
次のターンに草エネルギーを1枚貼れば、下のワザ「はさんでしめる」で70ダメージを与えながら相手を逃げられなくします。
嫌がらせに最適!?

・ゼブライカ(BW3-P)
上のワザ「でんじしょうがい」を使えば、次の相手の番、相手は手札から「グッズ」を出せなくなります。
これも、嫌がらせに最適!?

・サンダー(BW3-H)
上のワザ「でんじスパーク」は、[雷][無][無]で相手のポケモン1匹に50ダメージを与えます。
《W無色エネルギー》に対応しているベンチ狙撃ワザです。


発売直後なので、派手なEXや展開に必要なトレーナーズのカードに目がいってしまうけれど、他にも面白いカードはたくさんありそうです。


また、プライベートでPTCG-BLOGのメンバーや赤縁眼鏡のTT氏がいらっしゃっていて、対戦に興じる姿も見かけられました。
因みにTT氏、「ミュウツーEX・ランクルス(まんたんのくすり入り)」と「チラチーノ」の2種類のデッキをお持ちでした。

結局この日は、終了時刻の前においとましました。
帰る直前、TT氏よりチラッと「秋に大会やりますよー!」と一言。
秋の大会!? いつ?どこで?何ヶ所で?どんな?…告知が待たれます!


最後に。
この日対戦した皆さま、お話しできた皆さま、どうもありがとうございました。
タイミングが合わずご挨拶できなかった皆さま…スミマセン、また次の機会によろしくお願いいたします。
サマーカーニバル in 東京タワー(110723-24)
サマーカーニバル in 東京タワー(110723-24)
サマーカーニバル in 東京タワー(110723-24)
夏のポケモンカードゲーム公式イベント「サマーカーニバル in 東京タワー」が、2011年7月23日(土)より開催されています。
この記事では特に「スペシャルゲストに挑戦!」のレポートと、会場内の画像をお届けします。


「スペシャルゲストに挑戦!」コーナーでは、ポケモンカードの開発に携わる方々や、世界大会・ポケモンWCSの上位入賞者とバトルできます。
レギュレーションは、LEGENDシリーズ以降のカードを使用したスタンダードもしくはハーフです。

コーナーの一角には、6名のゲストが席に着き、挑戦者を待っています。
今回のゲストは、ポケモン関係から3名+WCS上位入賞者3名。
7/23:ティーチャー タカシマ氏(株式会社ポケモン)、カンダ氏・コマツ氏(株式会社クリーチャーズ)、komaさん、タク君、Kouさん
7/24:ティーチャー タカシマ氏、ツジカワ氏・ムラカミ氏(株式会社クリーチャーズ)、komaさん、タク君、Kouさん

休憩を間に挟むとはいえ、ゲストは10時から17時までの連戦。
1日で20〜30戦ものバトルをするというのですから、大変です。
さらに昼食休憩をまるまる 勝ちぬきバトル 参加に充てたゲストが居たとか居なかったとか…w 「サンドの飯よりポケカ」 by PPGGS氏

挑戦者の待ち時間は20分から1時間くらい。
前の挑戦者とのバトルが終わり席が空いたら、自分の番です。
(基本的にゲストプレイヤーをこちらで選ぶことはできません。)

席に着いたら、ゲストプレイヤーから「60枚と30枚、どちらで対戦しますか?」と聞かれるので、対戦したい方を答えます。

ゲストによっては、内容を伏せた2~3個の中から対戦デッキを選ばせてくれることも。
また、始めたばかりのちびっ子はBWシリーズのカードだけで組んでくることが多いようで、BW限定の30枚デッキもそれぞれ用意されていたようです。

何回か挑戦して思ったのは、皆さまカードさばきからプロフェッショナル。
そしてプレイングが速く的確。さらに丁寧!

WCSゲストプレイヤーの方々は、それぞれのブログで言及されるかと思いますので、こちらは運営・開発ゲストの方々のことを。

特にバトル・観戦して、上手いなぁと思った60枚デッキは…

「シャンデラ、クリムガン・ドードリオ」byムラカミ氏
ゴツゴツメットを付けたクリムガンで時間稼ぎをしている間にシャンデラ2体とドードリオが育ち、あっという間にダメカン6個バラ撒き体制が出来上がったのには感動しました。
さらに、ランプラーのベンチ呼び出し技がとても面倒だということを学びましたw
構築について少し伺ったところ、ドードリオラインは2、超エネは少なめの12枚とのことです。
また、このデッキにはプロモーションパックのカードがこれでもか!ってくらい入っています。(ヒトモシやアララギミラーなど)
ジムチャレには今後も積極的に参加したいところです。

「ゼクロム&トルネロス、シビビール」byコマツ氏
アララギ・ぼうずでガシガシと雷エネルギーを落とす様が、プロフェッショナルなカードさばきと相まって豪快!
こちらがゴチラン使用で、すぐにグッズロック体制が完成したので勝てたようなもので、ゼクトルはBW2で随分強化されたなぁと感じました。
シビビールをキャッチャーされたら凄く嫌な感じですが、輝石+ディフェンダーなんて来た日にはどうしてくれようかと。
帰宅して早々、放置していた自分のゼクトルに輝石とディフェンダーをねじ込みましたw

「キュレム&カメックス、フローゼル」byティーチャー タカシマ氏
少し観戦していただけなので、細かいところまではレポートできないのですが、構築済みハーフデッキと新弾のカードの組み合わせが上手いと思いました。

他にも、ジャッジ&ものまね娘ガン積みのヤンマドンファンや、ブルジョア過ぎるレシバクなどなど、強力なデッキが運営・開発メンバーの手によって眼前で展開されるという、プレイヤーにとっては色違いポケモン並に凄い事態が起こっていました。


さて、スペシャルゲストに見事勝利すると、基本エネルギー&デッキシールド・キリキザン各3枚を手渡されます。
基本エネルギーの種類は選べませんが、3枚の中で同じ色が被ることはありません。

このセットはデッキシールドと共に輪ゴムで束ねられているので、一番上のカードに輪ゴムの跡が付いている?と一瞬驚きましたが、指で少し擦るときれいに取れました。
しっかり付いてしまった凹み跡ならどうしようもありませんが、キラ面の線状の跡なら、試してみると気にならなくなるかもしれません。


今後の「スペシャルゲストに挑戦! 」開催はあと4回。
7月30日(土)、31日(日)、8月6日(土)、7日(日)
日程によってゲストの顔触れは若干異なるようです。

ご近所の方はもちろん、旅や出張の途中で時間が合いそうな方、デッキを片手に是非ともご参加を!


   *   *   *


7月23日(土)・24日(日)に実施されたコンテンツは次の通りです。

[初心者プレイヤー向け]
・ポケモンカードゲーム はじめて教室
・デッキ作りかた教室
[中級〜上級プレイヤー向け]
・勝ちぬきバトル(貸し出しデッキ有)
・スペシャルゲストに挑戦!
[ポケモンファン向け]
・ポケモン言えるかな?BW あつめて歌おうウォークラリー
・ポケモン言えるかな?BWでそろえよう!
・「ポケモン言えTAP?」体験コーナー
・「ポケモンカードゲーム あそびかたDS」体験コーナー
・「ポケモン立体図鑑BW」体験コーナー
・ポケモンのグリーティング
はじめて大会@日本橋タカシマヤ(110508)
はじめて大会@日本橋タカシマヤ(110508)
先日、タカシマヤで開催されたポケモンカードゲーム(ポケカ)の「はじめて大会」に行ってきました。
初心者を対象にしたイベントということで、小学生以下のちびっ子を中心とした親子連れの方々がたくさん参加されていました。
百貨店の8階にある、扉付のイベントスペースを利用しての開催で、天井が低く窓が無かったせいかもしれませんが、人がいっぱいで熱気が凄かったです。


私の目的は、クイズラリーでゲットできるプロモーションカード。
受付でクイズラリー用紙とポケモンサンバイザ、ちょっと便利なポケカの紙製ショップバッグを受け取ります。
(サンバイザはビリジオン・コバルオン・テラキオン・ピカチュウの4種類から選べます。)

で、8階から5階まで、こども絡みのフロアを抜けながら6ヶ所のラリーポイントを通過。クイズに答えていきます。
因みに5問目は「コイントスで表が出るまで投げ続ける」という難関です。
売り場の片隅にコイントス用の丸テーブル、判定&スタンプ係のポケモンサンバイザなお兄さん。そこはかとなく漂う哀愁というか何というか。
お兄さんによると、この日の連続裏記録は7回だったそうです。1/128の確率ですね。…これを超える記録は生まれるのでしょうか?

15分くらいで1周し、無事にゾロア×1枚と悪基本エネルギー×2枚をゲット!【画像1】
ゾロア・エネルギー・エネルギーの3つの山から1枚ずつカードを取って渡されたので、コレクションNo.が違うのかと思いましたが、そんなことはありませんでしたw
エネルギーが2枚なのは、ゾロアに2エネで使えるワザがあるからなのかな?
どのカードにも「はじめて大会」のロゴマーク付き。
ロゴにはピカチュウを中心に、イッシュの三猿、ヤナップ・バオップ・ヒヤップが登場しています。


プロモーションカードを無事にゲットしたところで、はじめてじゃないですが 折角なので はじめて大会にも参加することにしました。
こちらも、受付でスタッフさんに参加リーグを告げ、バトルシートを受け取ります。
1セット3戦ではありますが、バトルシートを追加すれば何セットでも参加OKです。

初心者のちびっ子に親御さん、そうでないプレイヤーさんとも、4セット・合計12回バトルしました。
勝っても負けても笑顔で「楽しい!」と言っていただけて、何だか素直に嬉しかったです。
ポケカってこんなに楽しいんだなぁ…と、始めたばかりの頃を懐かしく思い出しました。

因みに、ビリジオンとコバルオンで6戦ずつしました。
勝率はどちらも半々くらいで、若干ビリジオンが強かったです。
(とはいえ、本当に活躍したのはエルフーンだったりツンベアーだったりギギギアルだったりw)

バトルした皆さまのデッキは、はじめてセットやバトル強化デッキをベースに、好きなポケモンや進化の揃ったポケモンを入れたものが多かったです。
中には、レシラム!ゼクロム!トルネロス!ボルトロス!といった伝説オンパレードのデッキも。←負けましたw
(伝説すべてが場に揃った時、周りで対戦していたちびっ子達から歓声が上がりました。)
あと、テラキオンを中心とした闘デッキに入ったナゲキが強かったですね。

バトルが終わってバトルシートを受付に返すと、「参加賞」のレシラム&ゼクロムの紙製プレイマットを確定でゲット!

1勝すれば「勝利賞」としてジャンボカード2種類から1枚をゲットできます。【画像2】
レシラムは、BWの伝説ポケモンでお馴染みのイラストチーム・5ban Graphics作。
チラーミィは、優しく愛らしい作風がいつもファンの心を鷲掴み!の姫野かげまる氏の手によるもの。
対戦では使えないジャンボカードならではの、豪快なHPやワザのテキストにご注目。
特にレシラムは、縮小コピーしてデッキに入れたら、負け知らずの最強カードになってしまいますね。


他にも、ガラガラ抽選などのお楽しみコーナーが併設。
ポケモングッズを確定でゲットできる有料アトラクション「ポケモンキッズカーニバル」は、ポケカのエネルギーカードを使ったじゃんけん(草・火・水の3すくみ)や、時間内に進化を揃えるもの、手作りエコバッグなどがありました。
無料開催のポケモンぬり絵も楽しそうでしたね。(個人的に好きなもので)


そんなこんなで、午前中でサッと帰る予定が、かなり長居をしてしまいました。
対戦もそうですが、参加された方々(特にちびっ子)が満面の笑顔で楽しそうな様子が印象的でした。
初心者じゃない私も、公式大会に飢えているせいかもしれませんが、とても楽しめましたし。

今回のイベントは、アトラクションも含め、親子でポケモン(≧ポケカ)を楽しめる、なかなか良いイベントだったように思います。
「ポケカを家族で楽しむ」というきっかけづくりとしては、十分にその力を発揮したように感じました。(続くかどうかはこれからの施策次第)


だからこそ、今後は既にポケカをバリバリに楽しんでいる層も、もっとポケカを楽しめる、続けられるようなイベントも実施して欲しいと思いました。
例えば「チャレンジひろば」みたいなバトルイベント、復活しないかなぁ…なんてね。
このGW中、大手ショッピングセンターにてポケモンフェアと銘打って「ポケモンカードゲームBWクイズラリー」が開催されています。

現在判明しているのは、アピタとIY(イトーヨーカドー)の一部店舗です。
その内容は、受付にてサンバイザとクイズラリーの用紙を受け取り、店内4ヶ所のラリーポイントに掲載されているクイズに全て答え、再び受付にゴールしてプロモーションカードをゲット!というもの。
ただし、小学生以下限定企画!

勿論、私自身は参加資格がありません。
今回ばかりはどうしようもない、と諦める覚悟でした。
しかし、事情を知った友人に「行くだけ行ってみれば?」「告知無しでどれだけ参加者がいるのか見てみたい」と言われ、何故か2人連れ立って行くことに。
(今日のひみつ日記の「様子見」はこのことだったのです。)

我々が現地に居たのは1時間程でした。

おもちゃ売り場の目立つところにクイズラリー1問目のポスターがあり、それにひかれた親子連れの方々が、受付でビンゴに似た形式のラリー用紙をゲット。
ポスターを見ながら、親子で楽しくポケモン談義。
「こんなの簡単!」「楽勝!」と正答をあける小学生。
親御さんに解答部分をペリペリとあけて貰うちびっ子。
15分程で店内を廻った後、笑顔のお子さん達がカードを手に小走り親御さんと帰って行く…参加者が皆、親子ともども楽しそうな姿が印象的でした。
(だいたい30組くらいでしょうか?)

プロモーションには「販売(売上)に直結するもの」もありますが、「興味を持ってもらうきっかけ」も大事なのです。この企画は明らかに後者です。
この企画は、見ていた限りには成功しているのでは?と思いました。

今回、プロモーションの現場に触れたことで、私自身のコレクターとしての在り方と、それ以上にいろいろなことを考えました。

その辺りのことは、うまく整理できたら別途記事を上げるかもしれません。
WCS2010日本代表決定戦見学(100620)
WCS2010日本代表決定戦見学(100620)
チームメイトが参加するので、応援がてら見学に行きました。
…といってもガラス越しに見ていただけなので、対戦レポートではなく現場の雰囲気をお伝えできればと思います。


■ガラス越しの不審者(私)

会場のプリズムホールは長い通路に面する壁が全面ガラス張りになっている為、外からでも大会の様子を見ることが可能でした。
ガラスには、新作(ブラック・ホワイト)の伝説2体の大型シートやHGSSのゲーム画面を印刷したカッティングシートをランダムに貼り付けてありました。
さらにゲーム大会の一部の対戦をプロジェクタで外のガラス面に映すという演出があり、通行人の目を引いていました。【画像1】

縦長の会場を正面入口から裏口まで区分すると…【2と3のみ:画像2】

1:入場チェックゲート
2:8種類のエネルギーバルーンのあるブロックスペース、カードゲーム予選卓
(デッキ提出時にくじ引きでブロック決定、1卓に3組がマスター・シニア・ジュニアの順に横並びとなり対戦。対戦終了後に次に当たる選手のデッキを見ないよう配慮か)
3:開会・表彰セレモニースペース兼カードゲーム決勝卓
(ギャラリー用ベンチ有り)
4:ゲーム対戦卓
5:退場チェックゲート


■開会まだ~?

チームメイトの受付に同行し、何故か私まで緊張しながら開会を待っていたのですが…なかなか始まりません?
というのも、開会前にゲーム対戦機材のトラブルがあり、ゲームとカードゲームとの同時スタートの為に復旧まで待つことになったそうです。

この遅延で全体の進行が遅れてしまい、カードゲーム大会は予選の全ての対戦が終了する前、5戦目後の13時から30分の昼食休憩となりました。

閉会セレモニー終了が18時過ぎだったと記憶しています。
全体的にスケジュールがおしていたので、途中帰宅にしても遠征の方は手配が大変だったのでは?


■選手大混乱!?

まず、勝ち点計算にトラブルがありました。
時間内勝利と時間外勝利の解釈がジャッジ間で統一されておらず、当日現場で急遽「対戦終了時にサイド差が付いていたら時間内勝利」のアナウンスがされたそうです。

そもそもプレイヤーが認識する時間内勝利の要件は「自分のサイド6枚を取りきる」か「相手がバトル場にポケモンを出せない」か「相手が番のはじめにドローできない(山札切れ)」ですから、この解釈のブレの影響は随分大きいものだったと思います。

そして決勝トーナメントのマッチング。
前日のデッキチェック時に選手に配布されていた注意事項に記載されていたマッチングと、スタッフが所持していたマッチングリストが異なったらしく、各選手が覚悟(?)していた相手ではないプレイヤーと対戦することになりました。

ガラス越しに混乱が分かったのは上記2点ですが、他にもいろいろなことがあったそうです。


■最後に

この日は嬉しかったり悔しかったり感動したりと、プレイヤーですらない不審者なのにポケカを楽しんでしまいました。

なかなかお会いできない方とも久し振りにご挨拶ができて良かったです。

対戦の状況をドアの隙間から伝えてくださったプレイヤーさん、
ガラス越しにご挨拶させていただいたプレイヤーさん、
慌しい中、大会の情報を寄せてくださったプレイヤーさん、
ガラスの外で観戦していた皆さま、
そしてタイミングを逃してご挨拶できなかった方々も

代表決定戦に参加した全ての皆さま、大変お疲れさまでした。
どうもありがとうございました。


日本代表としてハワイに行かれる皆さま、
正々堂々と、大舞台で悔いの無いバトルを楽しんできてください!
WCS2010LC予選東日本会場:交流編(100606)
WCS2010LC予選東日本会場:交流編(100606)
WCS2010LC予選東日本会場:交流編(100606)
パシフィコ横浜にて開催された、WCS2010ラストチャレンジ予選に行ってきました。
私は予選3戦目で負けてしまい今期の公式戦は終了してしまいましたが、たくさんのプレイヤーさんと交流できました。

それは主に やすみんさんのお陰です。
今回も大変お世話になり深く感謝いたします!

まずは東海の楽しいポケカプレイヤーさん。
ドラゴラー総帥、ソウラさん、takabashiさんのお三方。
長距離移動と対戦でお疲れにも関わらず、終始笑顔でいらっしゃったのが印象的でした。
いつか対戦の機会があれば…と思っています。

スナバジムリーダーさんには、ポケカの吃驚な出来事とシャドーボックスの作り方を伺いました。
gizumO-22さんはアイコン画像とそっくり…!そしてキラキラなポケウォーカーにも驚きました。
スナバの皆さまは手先がとても器用なのですね。私もいろいろ作ってみたいです。

大漁さんとも慌しくご挨拶。
次回お会いしましたら、是非対戦をお願いします。

DNユーザの皆さまにはリンクさせていただきます。
(後程コメント欄にもお伺いします。)
今後ともよろしくお願いいたします。

また、DN外のプレイヤーさんとも楽しくお話する機会に恵まれました。
どうもありがとうございました。

これからしばらく本来のコレクターに戻り、ポケカ生活を楽しみたいと思います。
(実は会場にLEGENDキラのミラーカードやプロモ各種を持ち込んでいたのですが…トレードの時間は取れませんでした。全部しようとすると1日ではとても足りないですね。)


★おまけ

会場の様子を少しだけ撮影したのでご紹介します。
今回は規模が大きく会場も広い所為か、ポケモンのバルーンがたくさんありました。
ジョウト御三家&三犬、イーブイ、ニャース、ピチューを確認しました。
さらに、今夏のポケモン映画「幻影の覇者 ゾロアーク」の大型立体POPも飾られていました。

【画像1】会場マップ
【画像2】マスターリーグ選手証(両面)、カードゲーム会場入口のフラッグ、マスターリーグ予選受付番号用紙
【画像3】場内のポケモンたち。イーブイとニャース、ピチュー(ギザみみではない)のバルーン
ここ最近、平日はおろか休日さえもジムチャレ参加がままならない日々が続いているせいか、随分久し振りの更新となってしまいました。
そんな中、ひっそりこっそり顔を出した5月のイベントメモ(レポートではない)を残しておきます。


■CGB1dayトーナメント@IY深谷(100502)

同日開催の自主大会に後ろ髪丸ごと引っこ抜かれながら、ラプラスとポイントの為に行ってきました。
この日は新しい形式のカードゲットバトルの試運用も兼ねていたようです。

10時から15時までが予選で、勝つとスタンプをゲットできるのは通常のカードゲットバトルと同じです。
15時で受付を締め切り、スタンプゲット数上位8名が決勝トーナメントに進みます。
(因みにマスターの場合、この日はスタンプ10個が決勝進出のボーダーの模様)
決勝トーナメントは15時45分頃からスタートし、17時頃には終了しました。

空いた卓はフリー対戦用に開放されましたが、ポイントもスタンプも付かない為かガラガラ。

私はというと、スタンプ5個をゲットしたところで対戦終了。
顔馴染みのプレイヤーさん達とのんびり雑談していました。

やすみんさんからはマナフィのハーフデッキケースセットをいただいてしまいました。
どうもありがとうございました!
最近ハーフを全くプレイしないのですが、このサイズは予備のカードやゲットしたばかりのプロモを入れるのにとても便利です。


■WCS東京B予選1日目@東京ビッグサイト(100508)

入場はできませんでしたが、チームメイトの応援に行ってきました。
東京Bは両日ともAより人が少なかった(予選参加者がマスター40名程)ものの、強豪揃いで密度の濃いバトルだったようです。

予選を抜けたチームメイトは、ギリギリまで本選で使用するデッキに悩んでいました。
結局、本人が最も使い慣れている相棒ともいうべきポケモンのデッキを選び、ベスト4まで勝ち進みました。
最後の対戦はサイドを奪い合う厳しい闘いだったようです。
誰よりも悔しかったろうに、それを超えた清々しい表情で、活き活きとした語り口で対戦を振り返る様子を見て、ラスチャレこそは!と思いました。


■ポケモンセンタートウキョー(100516)

「ポケウォーカーdeスクラッチキャンペーン」で当たるとゲットできる、ポケモンいっぱいクリアファイル目当てに、ポケモンセンターに行ってきました。
クリアファイルは全5種類で、日程によって貰える種類が異なります。
この日はAタイプ(全国図鑑No.001~040)のプレゼントでした。

割合は不明ですが、見た感じアタリが多いような…?
アタリくじ(ピカチュウ)はその場で回収されてしまいますが、ハズレくじ(ニャース)は持ち帰れます。

クリアファイルはもちろん全種欲しいけれど、ニャースのくじも欲しいかも…と思ってしまうのは、コレクターの哀しい性でしょうか。

さて、この日は同時開催のカードゲットバトルにいらっしゃった ははにゃんこさんとこにゃんこちゃんにご挨拶。
そしてkomaさんより、そらまめさんをご紹介いただきました。
今後ともよろしくお願いいたします。
WCS2010神奈川予選見学(100424-25)
WCS2010神奈川予選見学(100424-25)
4月24日・25日の2日間に渡り開催された、WCS2010都道府県予選神奈川県大会。
選手として参加された皆さまも応援部隊の皆さまも、大変お疲れさまでした。そしてありがとうございました。

さて私も、保護者代理として応援と見学に行ってきました。
とはいえ時間が経ってしまい、レポしようにもすっかり抜けてしまったことの方が多く、プレイ重視の皆さまには物足りない出来ではありますがご容赦ください。


ほぼマスター、しかもチラ見程度ですが、予選も本選もガブレンが多かったように思います。
他、予選ではゲンガーやサーナイト、ギャラドス辺り。
本選はポリゴンもいましたね。

たねが多くHPの高さで安定し、展開スピードが速く、パワースプレーでロックもできるSPが選択されやすいといったところでしょうか。

全ての対戦に勝利し、たったひとつの権利をめざすという性質上、自身のデッキ選択だけでなく、どの時点でどのデッキ(プレイヤー)と対戦するかも明暗を分けるのだと感じました。


個人的に嬉しかったのは、ジムチャレなどでよくお会いするプレイヤーさんが優勝されたことです。
闘志に燃え、日々の練習を欠かさなかった姿を知っている分、とても嬉しく思いました。
おめでとうございます!

そして、ある親子プレイヤーに感動をいただきました。
チェーンを隔てた向こう側で対戦するお父さんの良手に「ここ(タイミング)は一緒に何度も練習したんです」と嬉しそうなお子さんの笑顔に、親子の深い絆を見ました。

長いバトルを見事制したプレイヤーさん、
ひとまずお疲れさまでした。
強豪が集う次のステージも頑張ってください!

惜しくも敗れてしまったプレイヤーさん、
悔しい気持ちをバネに、ラストチャレンジ会場でお会いしましょう!


★おまけ

画像は会場にいたワニノコ・チコリータ・ヒノアラシです。
ヒノアラシの横に置かれているのは…何と消火器!?
(消防法規定でしょうか?本当に唐突に置かれていて不思議に思いました。)
よりによって炎タイプの隣でなくても。と思ったり思わなかったり。

因みに、御三家よりも大柄なジョウト三犬も別の島にいましたが、そこに消火器はありませんでした。
エンテイの隣に置いたらウケを狙えたのでは?と思ったり思わなかったり。

クダラナイネタですみません。
ポケモンチャレンジひろば・カードゲットバトルの「ロストリンク」発売記念大会に行ってきました。
カントー地方では週末2日間に渡り1都2県で開催され、私は17日のアリオ亀有と18日のIY八千代に参加しました。


私が今回持参したのは、よく対戦している方々にはお馴染みの紫&緑デッキ。
「ロストリンク」からは たね4枚と1進化2枚がノミネート…というのも、闇にぶち込むあの御仁他、GRはコレクション用の1枚しか確保できなかったので、この布陣となりました。
折角の発売記念大会だしGRを使いたいのはヤマヤマなのですが、コレクション最優先なので仕方ありませんね。

実際周囲はゲンガーGRが多く、その弱点を突くアブソルGR、進化先のカードが増えたジバコイルのデッキが見られました。
早速ロストゾーンを大活用して「俺の勝ち!」宣言しているプレイヤーさんがいたり、探求者を非常に上手く取り入れているプレイヤーさんがいたりと、なかなか面白く参考になる対戦・観戦ができました。

対戦・観戦中に気付いたのは…
・ゲンガーGRは確かに強いけれど、死の宣告が無い分攻撃を仕掛けやすい
・ゲンガーGRに闇にぶち込まれないよう、重要ポケを手札に残さないプレイング
・探究者の探究しどころ
(ベンチポケモンの回復、ポケパワーの再利用、道具の付け直しなど)
・ダークライ&クレセリアLEGENDのフィニッシャーとしての可能性
(月の誘いで同時に複数体気絶)

そういえば、ミュウGRのデッキは見ませんでしたね。HPの低さがネックでしょうか。


対戦以外でも、トレードや雑談など楽しい時間を過ごせたので良かったです。

今回ご挨拶させていただいた やすみんさん、とーしんさん
どうもありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。

他にも気になりながら、直接話し掛けるきっかけがつかめなかったプレイヤーさんがいらっしゃいますので、次の機会にご挨拶できればと思っています。

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