世界一のポケモントレーナーを決める年に1度のお祭り「Pokemon World Championships 2014」が、アメリカはワシントンD.C.にて開催されています。

今年はアメリカ・日本ともに公式中継動画が配信されており、また対戦表(Standinds)も随時更新されています。
リンク先は次の通りです。

◆[日本公式] ニコニコ動画 ポケモンワールドチャンピオンシップス2014 予選~準決勝
  2014/08/16(土) 開場:21:50 開演:22:00
  http://live.nicovideo.jp/watch/lv187949867

◆[日本公式] ニコニコ動画 ポケモンワールドチャンピオンシップス2014 決勝
  2014/08/17(日) 開場:21:20 開演:21:30
  http://live.nicovideo.jp/watch/lv187950306

◆[アメリカ公式] Twitch 2014 Pokémon World Championships
  2014/08/16(土) スタート:22:00
  http://www.twitch.tv/pokemon

日本のニコニコ動画はプレミアム会員でないとすぐに追い出される(見られなくなってしまう)ので、会員登録などされていない方は Twitch をお薦めします。
(豪華な実況解説付きですが、全て英語となります。)


     *     *     *


昨日の LCQ では、ジュニア・シニア・マスターの各リーグ4枠しかない世界大会への切符を、それぞれ3名・2名・2名が勝ち取る大進撃でした。
現在、D.C.の会場では世界大会3戦目を進行中です。
対戦表が公式サイトにて順次更新されているので、気になる方はぜひご確認ください。

(当ブログはポケカ用なので基本カード部門のみの取り扱いとなりますが、検索結果を見るとゲーム勢の方もご覧頂いているようなので、ゲーム部門のリンクも追記しておきます。)

◆WCS2014 カード(TCG)部門 対戦結果
  ジュニアリーグ
  http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/results/tcg/#0_0_0
  シニアリーグ
  http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/results/tcg/#1_0_0
  マスターリーグ
  http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/results/tcg/#2_0_0


◆WCS2014 ゲーム(VG)部門 対戦結果
  ジュニアリーグ
  http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/results/vg/#0_0_0
  シニアリーグ
  http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/results/vg/#1_0_0
  マスターリーグ
  http://www.pokemon.com/us/play-pokemon/worlds/2014/results/vg/#2_0_0


     *     *     *


WCS2014公式ページに掲載された最終戦績を、カード部門・ゲーム部門ともに転載します。
リストは「順位:イニシャル 勝/負/分(マッチポイント)」です。
マッチポイントは、勝ち=3点、負け=0点、引き分け=1点の合計値です。

☆ カードゲーム(TCG)部門 ☆

【ジュニアリーグ】
1位:H.Kさん 9/1/0 (18)
2位:T.Oさん 8/1/1 (19)
3位:H.Oさん 7/2/0 (18)
4位:Y.Kさん 6/2/1 (16)
7位:M.Yさん 5/2/1 (16)
8位:Y.Sさん 5/2/1 (16)
13位:A.Hさん 5/2/0 (15)
41位:Y.Iさん 4/3/0 (12)

【シニアリーグ】
9位:S.Iさん 6/2/0 (18)
25位:R.Mさん 5/2/1 (16)
82位:Y.Sさん 3/2/3 (12)

【マスターリーグ】
3位:M.Tさん 8/1/2 (23)
5位:T.Wさん 8/2/0 (24)
19位:T.Y(兄)さん 5/0/4 (19)
109位:H.Tさん 4/5/0 (12)
116位:S.Nさん 3/3/3 (12)
129位:T.Sさん 3/4/2 (11)
132位:T.Mさん 3/4/2 (11)
148位:T.Y(弟)さん 3/5/1 (10)
152位:T.Tさん 2/4/3 (9)
156位:N.Yさん 2/4/3 (9)
棄権No.52:K.Oさん 0/3/1 (1)


☆ ゲーム(VG)部門 ☆

【ジュニアリーグ】
1位:K.Yさん 8/1/0 (15)
3位:H.Nさん 6/2/0 (15)
4位:R.Mさん 6/2/0 (15)
5位:T.Mさん 5/2/0 (15)
6位:R.Yさん 4/3/0 (12)
19位:K.Tさん 3/3/0 (9)
20位:M.Kさん 3/3/0 (9)
25位:C.Mさん 3/3/0 (9)

【シニアリーグ】
8位:K.Yさん 4/3/0 (12)
14位:T.Fさん 4/2/0 (12)
21位:Y.Tさん 3/3/0 (9)
25位:K.Mさん 3/3/0 (9)
28位:K.Yさん 3/3/0 (9)
29位:R.Tさん 3/3/0 (9)
33位:S.Tさん 3/3/0 (9)
43位:F.Nさん 2/4/0 (6)

【マスターリーグ】
5位:R.Kさん 6/1/0 (18)
16位:Y.Sさん 4/2/0 (12)
17位:Y.Iさん 4/2/0 (12)
20位:R.Oさん 4/2/0 (12)
23位:Y.Kさん 3/3/0 (9)
38位:H.Sさん 3/3/0 (9)
40位:D.Kさん 2/4/0 (6)



     *     *     *


■1408180015更新:黒猫Aより

カード部門日本勢の全ての対戦が終了しました。
選手の皆さま、お疲れさまでした。
現地から日本まで、今年もたくさんのハラハラドキドキワクワクを届けてくださって、本当にありがとうございました。
サポートに回られたご家族やプレイヤーの皆さまも、お疲れさまでした。
閉会式まで Worlds をお楽しみください。
そして無事に日本に帰ってきて、たくさんの「お土産話」を聞かせていただけると、とても嬉しいです。


     *     *     *


以下は、公式対戦結果からのカード部門日本勢の戦績まとめです。
お名前は全てイニシャル(敬称略)にしています。
皆さまのご武運を祈りながら...!


■ジュニアリーグとマスターリーグ:1408180015更新

ジュニアリーグ
1位H.K
2位T.O

マスターリーグ
---TOP4---
M.T


■ジュニアリーグとマスターリーグ:1408172330更新

ジュニアリーグ
---決勝---
H.K vs T.O

マスターリーグ
---準決勝---
M.T vs 2012年マスターチャンピオン(ポルトガル)
---TOP8---
T.W


■8戦目結果順位と9戦目対戦表:1408171225更新

ジュニアリーグ
---準決勝対戦表(TOP4)---
Y.K vs H.K
H.O vs T.O
---決勝トーナメント進出(TOP8)---
M.Y
Y.S
---入賞(TOP32)---
13位A.H
------
41位Y.I

シニアリーグ(日本勢確定)
---入賞(TOP32)---
9位S.I
25位R.M
------
82位Y.S

マスターリーグ(9戦目終了/修正済)
---決勝トーナメント進出(TOP8)---
予選1位T.W
予選2位M.T
---以下確定、入賞(TOP32)---
19位T.Y (兄)
------
109位H.T
116位S.N
129位T.S
132位T.M
148位T.Y (弟)
152位T.T
156位N.Y
------
棄権K.O


■7戦目結果順位:1408170910更新

ジュニアリーグ
2位T.O、3位H.O、5位H.K、6位M.Y、7位Y.S、8位Y.K
---上位8名決勝トーナメント抜け---
13位A.H、41位Y.I

シニアリーグ
4位S.I、35位R.M、107位Y.S

マスターリーグ
1位M.T、3位T.W、43位T.Y (兄)、58位H.T、82位T.S、84位S.N、108位T.M、131位N.Y、160位T.Y (弟)、163位T.T
棄権K.O


■3戦目結果:1408170315更新

ジュニアリーグ
[3-0] Y.S、A.H、Y.K、H.O、T.O、M.Y
[2-1] H.K、Y.I

シニアリーグ
[3-0] S.I
[1-1] Y.S、R.M

マスターリーグ
[3-0] M.T、T.W
[2-0] T.S
[2-1] H.T
[1-0] T.Y (兄)、T.T
[1-2] T.M
[0-1] N.Y
[0-2] S.N、T.Y (弟)、K.O


■2戦目結果:1408170240更新

ジュニアリーグ
[2-0] Y.K、H.O、Y.S、H.K、M.Y、A.H、T.O
[1-1] Y.I

シニアリーグ
[2-0] S.I
[1-1] R.M
[0-1] Y.S

マスターリーグ
[2-0] T.W、H.T、M.T
[1-0] T.T、T.S
[0-0] T.Y(兄)
[0-1] K.O、S.N、N.Y
[0-2] T.Y(弟)、T.M
ポケモン WCS 2013 公式サイトよりお届けする「突発的超適当翻訳シリーズ2013」。
現地ではそろそろ TCG 部門マスターリーグ の LCQ 最終戦が終わった頃でしょうか。

今回ご紹介するのは、チェコ共和国が生んだ凄腕兄弟プレイヤーのインタビューです。
兄・ Martin Janous 氏は去年もサプライズデッキで公式インタビューを受けている世界大会常連で、今年国内チャンピオンとなった弟・ Petr Janous 氏と参加しています。


■兄弟で勝利をめざせ!

合わせるとチェコ国内チャンピオン5冠と世界大会出場7回というそうそうたるトーナメント経験を持つ Janous 兄弟。

チェコ共和国が生んだ2人の凄腕プレイヤー、 Martin と Petr の Janous 兄弟。
昨年 Martin は3度目となる国内チャンピオンを奪取し、 Petr は2009年のシニアリーグチャンピオン以来2回目となるチャンピオンを今年マスターリーグで獲った。
我々取材チームは、ポケモン世界大会 WCS 2013 会場でサイドイベントを楽しんでいた彼らにインタビューを試みた。


Pkmn: 2013年のチェコ国内リーグはどうでしたか?

Petr: 今年は優勝しました!カメックスが(特性「ばくりゅう」で)支援するケルディオEX・ミュウツーEXデッキを使いました。どの対戦も順調でしたね。(特性「ダストオキシン」でこのポケモンにポケモンのどうぐが付いているなら、お互いの場・手札・トラッシュで発動する特性が全て無くなるので)相性の良く無いダストダスデッキにも3戦のうち2戦勝てましたし。

Martin: 去年は優勝したんですけど今年は3位でした。結果的に兄弟対決は無かったんですが、もし私が準決勝で勝てていれば、決勝戦で対戦できたんですよね。


Pkmn: 今年の練習量、多かったですか?

Martin: はい!よく家で練習してますよ。私たちのデッキは秘密厳守なので...(対戦相手を驚かせる、当日まで)秘密のデッキを準備するのが好きなんです。

Petr: 国内大会直前の2週間くらいはもっと根詰めて練習しましたね。


Pkmn: お二人とも世界大会常連ですよね。特に Martin さんは去年の世界大会でも我々の取材を受けてくれました(*注釈1)。この数年で変わったことはありますか?

Petr: 私にとって2回目となる世界大会です。前回は2009年、シニアリーグでの参加でした。前回よりたくさん経験を積んで強くなったと思っています。世界を勝ち取る準備はできてます!

Martin: 5回の世界経験の中で、去年は(予選の)スイスドローで4-3という悔しい結果でした。運が無かった。でも今年はチャンスをモノにしてみせますよ!


Pkmn: 今年はチェコから何人参加していますか?

Martin: 私たち含めて6人...ジュニア2人、シニア1人、あとマスターが3人です。


Pkmn: 国内リーグからデッキは大幅に変えてますか?

Petr: ええ。変えましたよ。どんなデッキで出るか他の選手は想像もつかないだろうなと思います。フリー対戦では4つのデッキを回しているので、誰もどのデッキが本番用なのか分からないでしょうね。


Pkmn: 世界大会常連でも緊張します?

Martin: 私は Petr よりも緊張しいなんです。でも誰も皆、少しは緊張するんじゃないかな?世界大会のタイトルは凄いもので、その為のバトルですから。


Pkmn: 世界大会で過去出逢った他の選手との交流は続けていますか?

Martin: 私たち兄弟には、ここ世界大会で出逢ったたくさんの友が居ます。私は友人たちとオンラインでチャットを楽しんでいます。でもここではそんな友人たちと直接交流できる...素晴らしいことです。彼ら全員が一同に会することができる...それが最高に楽しいですね!


Pkmn: 明日は2人ともご武運を!


黒猫A注釈 *1: Martin Janous 氏の去年のインタビュー翻訳「Day2: 冷たいデッキでハワイをアツく燃やせ!」は下記のリンクをご覧ください。
http://umbreon.diarynote.jp/201208301301272936/


◆ Seasoned Siblings Aim for Victory!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2013/updates/article/day1/seasoned-siblings-aim-for-victory
ポケモン WCS2012 公式サイトよりお届けする、遅れてきた超適当翻訳シリーズ第3弾。
今回は、毎年ひとつは出てくる驚きのデッキ特集です。
チェコのマスターチャンピオンに、《バイバニラ》/《ビクティニ(BW2)》デッキについてインタビューしています。


■ 冷たいデッキでハワイをアツく燃やせ!


あるプレイヤーが操る氷のポケモン《バイバニラ》デッキが、カード部門マスターリーグで火を噴いている。

中央ヨーロッパにあるチェコ共和国のチャンピオン Martin Janous 氏が持ち込んだデッキは、使用者がほとんど居ない上に勝ち続けているから驚きだ。

その中核となるのは Pokemon.com が長い間検討していた《バイバニラ》/《ビクティニ》デッキ、それは今 Martin の成功を通じて見直されている。

今年は Martin にとって4回目の Worlds となる。彼は2007年のシニアリーグのチェコ国内チャンピオンで、2009年は LCQ (ラストチャンスクオリファイ/世界大会出場権をかけた最終予選)を突破し、2010年は上位入賞し世界大会出場権を得た。 Martin が使うのはメタではない意外なデッキかもしれない。だが、彼は間違いなく「勝つ為には何が必要か」をよく知る才能あるプレイヤーだ。


Q1: 今年の Worlds の調子はいかがですか?

A1: 今 4-2 です。シングルエリミネーションでの対戦(本選)に進むには、あと1戦以上勝たなければと思います。(今日は)たくさんのポケカ界のスタープレイヤーと闘ってきました。とても緊張しています。

Q2: あなたのデッキについてお話を聞かせてください。

A2: チェコ国内リーグでも一緒に勝ち抜いてきた、この《バイバニラ》/《ビクティニ》デッキで来ました。チェコでは同じデッキで 9-0 の負けなしだったんです。EXポケモンが多い現環境では良い選択だと思っています。

Q3: チェコ国内リーグではメジャーなデッキなのですか?

A3: いいえ、ここと同じくそんなことはないです。私が参加する1週間前に開催されたイタリア国内リーグで成功したデッキに触発されて組んだんです。秘密にしていたので、対策を知らない対戦相手はすごく驚いていました。

Q4: そして、少なくともあなたの参加リーグでは唯一の使い手として、再びこのデッキを使っている、と。

A4: えぇ、イタリアとスイスに1人ずつ、計3人が使っていますね。

Q5: このデッキはEXポケモンに対してどう強いんですか?

A5: 私のデッキにはEXポケモンがいません。《バイバニラ(BW2)》で相手のポケモンを倒したら、返しのターンにおそらく(自分のバトル場の《バイバニラ》が)倒されてしまいます。でも相手がEXポケモンなら私はサイドを2枚取れますが、相手が取れるのは1枚です。唯一《ミュウツーEX(BW3-P)》が《バイバニラ》を一撃で倒せますが、それ(《ミュウツーEX》)も(2枚サイドを取られる)EXポケモンです。

Q6: あなた(のデッキ)にとって過酷な対戦は?

A6: 落としてしまった2戦は両方とも《アギルダー(BW4)》のデッキで、勝てたのは1戦だけでした。特性「ツルツルソール」の《バイバニラ(BW3-H)》も入れてはいたので、ポケモンを逃がすという手を打たなくとも(補足:マヒになったポケモンは「逃げる」ことも出来ない)バトル場とベンチを入れ替えられます。《キレイハナ(L2)》も入れていたので(ポケパワー「ハッスルステップ」)で自分の番に自分のポケモン全員のHPを回復できたのも助かりました。


ここに至る Martin の成功をひとまずたたえたい。彼の《バイバニラ》/《ビクティニ》は間違いなく(今年の)要注目デッキとなるだろう。


★補足

その後 Martin 氏は 4-3 で Worlds2012 予選を終了し、世界51位となりました。

また Martin 氏の過去の戦績について追ってみたのですが、2009年以前のものは確認できず、2010年の公式サイトにはお名前が見つけられませんでした。
その部分の翻訳が間違っているかもしれないので、一応お知らせしておきます。


◆ A Cool Deck Is Beating the Hawaii Heat!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates/article/day2/a-cool-deck-is-beating-the-hawaii-heat


  *    *    *


Worlds 後から大変お待たせしてしまった WCS(超適当)翻訳シリーズ、2012年版はこれにてひとまず終了とさせていただきます。
Worlds 体験レポートを含め、ご訪問いただいた皆さまに深く御礼申し上げます。

来年バンクーバーは、体験レポート?公式サイトの実況翻訳祭り?
どちらになるかはまだ決まっていません。


「Worlds に行くと、ポケモンへの見方が、価値観が変わる」
「ポケモンが好きなら、プレイヤーとして強い・弱いは関係なく、一生に一度は行くべき」

初めて Worlds のことを聞かされたときは半信半疑だったのですが、実際目にして耳にして体験して…それは本当に本当のことでした。

私が言うと逆に説得力が薄まりそうですが、 Worlds の感動は凄まじいです。
言葉が全部陳腐に思えてしまう、自分のレポートや翻訳なんかじゃ表現しきれません。

「言葉が異なる世界中の人と(ポケモンという共通項、対戦などの共通言語を通じたやりとりし)同じ感情・感動を分かち合える」のが Worlds 最大の魅力です。

来年私自身が行けなかったとしても、ひとりでも多くの方が Worlds の感動を体験していただけると嬉しいなぁ…と思っています。
ポケモン WCS2012 公式サイトよりお届けする、遅れてきた超適当翻訳シリーズ第2弾。
今回は、10年もの長きに渡り Worlds に参加し、昨年2011年と2005年に Runner-up (準優勝)に輝いた大ベテラン・Ross Cawthon 氏へのインタビューです。
Worlds への思い、長年に渡る経験から語る Worlds やプレイ環境、プレイヤーを驚かせる「サプライズデッキ」主義に反した今年、自慢の「rogue(悪党、悪戯っ子→ワル~い)」デッキに対する愛情をうかがい知ることができる良記事です。


■ Worlds の雄、卓越の10年


この10年間 Worldsを闘い続けている男、 Ross Cawthon 。
我々はポケカ界 Worlds における真のベテランと腰を下ろした。


Q1 : 今年は貴方にとって10年目の Worlds となります。貴方は運営スタッフのほとんどより長く Worlds に参加していますが、そこまでしてしまう魅力は何でしょう?

A1: 自分でも分かりません。今や毎年の恒例行事ですね。確かにほとんどのプレイヤーより Worlds 慣れしているでしょう。私の友人は6年のブランクの後に戻ってきたところですが、規模と(開催)場所に驚いていましたね。私は毎年居るから Worlds の規模がどんどん大きく素晴らしいものになっていっていると気付いていたんだけど。
Worlds での対戦はよく覚えているんです。どの年も細かく。今日は昼休憩前に(マッチポイント) 2-0 を取りました。どの年が 2-0 で始めたか、1-1だったか 0-2 だったか、まだ覚えています。

Q2: 長年 Worlds に参加してきて、大きな変化はありましたか?

A2: 規模がどんどん大きくなっていますね。初めて参加したのは Wizards of the Coast社が主催した大会でした。確かポケモン社が引き継いだとき、参加者が急に増えましたね。その頃のこと、今居るプレイヤーは知らないんじゃないでしょうか。ここ数年でもっと参加者が増えて、しかも良い(強い)プレイヤーが増えましたね。となると(勝つには)努力が必要です。

Q3: 良い(強い)プレイヤーが増えた理由に心当たりはありますか?

A3: オンライン(ネットの)コミュニティは本当にプレイヤーを育てた(増やした)と思います。私の地元でも、たくさんのプレイヤーがオンラインでより良いデッキを研究し共有しています。自分で見つけたものを(オンラインに)上げたり、自分のスタイルに合わせて微調整したり。ここ4・5年で爆発的に成長しましたね。

Q4: プレイヤーが増えると、どうゲームが難しくなるんです?

A5: まぁ、プレイヤーが増えるということは、自動的に強いプレイヤーも増えますから。それに加えてたくさんのプレイヤーがいれば、特にオンラインではその数だけ戦略の議論ができます。新しいデッキが国のどこかで上手く動いた時、次の日には誰もがそれを知っています。結果としてメタゲームはより速く進化します。それにプレイヤーが多いということは、試される新しいデッキも多くなりますね。
同時に、この Worlds に向けてデッキはもっと速く試されます。多分5・6年前に比べると( Worlds に出てくる)デッキの種類は少ないんじゃないでしょうか。それは悪いことじゃないですよ?上手いプレイヤー達が増えて調整回数も増え、デッキの良し悪しを見つけるのに時間がかからなくなったということです。全国的に(大会用の)デッキの準備を始める頃から誰かが徹底的に試すので、(メタが固まる期間が)短くなっているのです。

Q5: あなたは去年の Worlds で、誰も見たことのないデッキで準優勝を飾りましたね。興味深いので是非伺いたい。

A5: うーん、まぁ、私の「発明」といえるかな!

Q6: オンラインのプレイヤーたちはあのデッキを "(本人の名前が付いた)Ross Deck" と呼んでいますね。明らかに皆あなたのプレイに注目しています。あなたはそれに対してアプローチを変えましたか?

A6: 実は今日どのデッキで闘うか、非常に厳しい決断を強いられました。私の10回の Worlds 経験の中でも間違いなく、最も難しい決断のひとつです。結局私も一番メタなデッキを使うことになりましたが、世の中にある一般的なものではないかもしれません。他の誰かがやっていることをするのは私の主義ではないけれど、去年(のようにサプライズで攻める)より(今年はこうするほうが)明らかに本流(勝ちに乗るという意味?)です。
先週まで試していた「秘密のデッキ」もあったのですが、結局それでは勝ち抜けないと思い、使わないことにしました。去年は誰も知らない秘密のデッキでとても良くやった(準優勝だった)ので、(今年も同じように)秘密のデッキを使う誘惑に悩みましたね。2005年に2位だったときも秘密のデッキで、それはそんなに試さなかったんだけど、今年の秘密のデッキはどうにも勝ち抜けると思えなかったんです。
先程申し上げた通り、ゲーム環境はとても速く、トップデッキは短時間で良いものができあがります。それはもう大変な勢いで。それらのデッキを打ち負かす為には特別なデッキを持っていく必要があります。本当に凄い3つか4つのデッキに対抗する準備をしなければならない、でも、ある意味では去年の偉業より少し楽だったかもしれません。

Q7: 仰る通り、また去年の Wolrds 後にお話しされていたように、メタをアンチする予想外のサプライズデッキを出してくるのがあなたのスタイルですが、今回そのようなデッキで出られなかったことについてはどうでしょう?ご自分でガッカリしていらっしゃいます?

A7: 間違いなく(ガッカリしています)。毎年夏の間、準備したたくさんのデッキ、特にワル~いデッキを集中して調整しています。ここ数年のワルいデッキは思い出せますよ。今年も同じようにやってみたけど、それだけではダメでしたね…。

Q8: 去年ギリギリの接戦で準優勝となったことは、今年のデッキ選択…より信頼性の高いデッキへと向かう要因になりましたか?

A8: 去年のことを考えると、どちらかといえば今年もワルいデッキを使う方への誘惑がありましたね。去年のデッキは本当に出来が良くて、もう一度同じ夢を見られるような気がして。ともかく、今持ち込んでいるデッキは 3-0 で勝っていて、それはそれで満足しています。今年の Worlds を勝ち抜くチカラがこのデッキにはあると信じてはいるけれど、私自身のプレイング、やるべきことがたくさんありますし、これから何が起こるか…いくつか「幸運」も必要となるでしょうね。


このインタビューの後、我々は10回目の Worlds に挑戦する Ross 氏に「幸運を!」と告げた。


◆ A Decade of Excellence
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates/article/day2/a-decade-of-excellence



★補足

去年、マスターリーグ準優勝を飾った Ross Cawthon 氏による "rogue" な "Ross Deck" は「ドンファン・ゼクロム・ラフレシア・ランクルス・エンテイ&スイクンLEGEND」でした。

このデッキは他のデッキと異なる特殊な動きをします。
先にサイドを取られながらも《ラフレシア》でグッズロックし、《ランクルス》の特性で自身のアタッカーのダメカンを移動させ、倒されないよう調整しながら、相手の弱点を突くアタッカーで闘っていくのです。

決勝1本目は負け、2本目が勝ち、3本目はサドンデスで先攻を取られ先にサイドを取られ負け、とかなりの接戦だったようです。

2011年のマスター決勝については PTCG BLOG にて詳細に解説されています。
是非合わせてご覧ください。

◆【ポケモンワールドチャンピオンシップス2011レポート】マスター決勝戦ハイライト
http://ptcg.creatures.co.jp/event/7343
(株式会社クリーチャーズによる公式ブログ PTCG BLOG の該当記事にリンクしています。)
ポケモン WCS2012 公式サイトより、遅ればせながら超適当翻訳をお届けします。
(今のところ全3回の予定です。)

今回は、1日目 LCQ (ラストチャンスクオリファイ/世界大会予選出場への最後の権利戦)のメタデッキについての記事です。

実際現地を見て来た身としては「確かに」というところ。
1時間で最大3本対戦するので、展開の早いダークライEXやセレビィブリッジが有利、準備に時間がかかるギギギアルやミュウアギルダーは伸び悩んだ感じでした。


■LCQ カード部門のデッキ傾向

LCQ 参加プレイヤーたちは己の信じるデッキにチカラを注ぎ、世界大会への出場権ゲットをめざしている。

カードゲーム部門の LCQ 予選のデッキ傾向は要チェックだ。今のところ想定外のものはそんなに無いが、明日の世界大会に参加する選手にどう影響するか興味深い。

強力なポケモンEXのカードは、ほぼ全てのデッキに使用されている。《ダークライEX(BW4)》はその特性「やみのころも」で(悪基本エネルギーが付いているポケモンの逃げるエネルギーを0にし、)バトル場とベンチを入れ替えられるので採用が多い。《ミュウツーEX(BW3-P)》も同じように強いカードとして使われ続けている。そして《テラキオン(BW2)》は、その2つの強力なワザが《ダークライEX》や(現環境に)多い雷タイプのポケモンの弱点を突けるとして、デッキの定番となっている。

驚いたことに《ミュウGR(L-LL)》/《アギルダー(BW4)》のような、アメリカ国内リーグで暗躍したデッキはかなり少なくなった。国内リーグで勝ち続けられたのは、恐らく当時全く新しい(いわゆる地雷的な)デッキタイプだったからだろう。また、アンチとして(特殊エネルギーを付けたポケモンからの攻撃を受けないポケボディーを持つ)《ハッサムGR(L-ハガネール鋼)》が使用される可能性もあり、(世界大会での続投は)危険とされたのかもしれない。

ハワイで起こる全て、世界大会出場選手たちが週末のために備えている「サプライズ」を見逃さず追っていきたい。


◆Powerful Pokemon TCG Strategies Continue to Be Used...
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates/article/day1/powerful-pokmon-tcg-strategies-continue-to-be-used
ポケモン WCS2012 公式サイトより、開催前「Getting Ready」の投稿記事を超適当翻訳しました。
LCQ組の皆さまはそろそろ現地でしょうか?
そして今夜、日本代表も飛び立ちます…ガンバレニッポン!


■ポケモン世界大会 WCS2012 いよいよ開催!

ハワイで起こる全てを知りたいなら、この WCS2012 公式サイトをチェックだ!
ニュースや対戦成績、写真など、週末を通して更新するぞ!

毎年恒例のポケモン世界大会は、今まさしく始まろうとしている!
世界中のカードゲーム・(ビデオ)ゲームを操るポケモントレーナーが、チャンピオンを目指す冒険に踏み出す準備が整ったところだ。
その第一歩、ラストチャンスクオリファイ(世界大会出場権最終争奪戦)は金曜に開幕し、日曜の午後に新しいチャンピオンが生まれるまで続くぞ。

今年は2010年と同じ、大いなる島ハワイはヒルトン・ワイコロア・ビレッジに舞台を戻した。トレーナーたちは来年の WCS 出場権と10万ドル以上の奨学金を賭けてバトルを繰り広げる。

WCS 開催中、全てのイベントは無料で参加・見学できる。ハワイでは自由に楽しんでくれ!

開催中のイベントは、この WCS2012 公式サイトをチェックしよう。
大会の様子を写真や動画で更新するぞ!



◆Get Ready for the Pokemon World Championships!
(公式サイトの該当ページにリンクしています。)
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates/article/gettingready/get-ready-for-the-pokmon-world-championships



さて、先日告知いたしましたとおり、WCS2012 閉幕前にお届けできる翻訳はこれが最初で最後になります。
祭りの後、来週末にはいくつか翻訳しようと計画中…ですが、どうなることやら。

前回の記事に WCS2012 公式サイトの各ページや PTCG BLOG へのリンク集がありますので、もし良ければご活用ください↓
http://umbreon.diarynote.jp/201208081339201611/
ポケモン世界大会・ World Championships 2012が、日本時間の2012年8月11日(土)より開催されます。

会期中のTCG部門のスケジュールを日本時間に直してみました。↓
(ハワイ時間 = 日本時間 - 19h、日本から1日引いて +5h、ハワイに1日足して -5h)
サマータイムも計算済みです。合っている…と思います。

LCQ:8/11(土) 午前4時30分~
予選・本選(~TOP8):8/12(日) 午前5時~
本選(TOP16~):8/13(月) 午前3時30分~

※本選日については8/8現在、TOP16選手の登録時刻しか記載がありません。
 選手登録から30分~1時間程で試合が始まると予想しています。


現地公式サイトへのリンクをペタリ。

◆Pokemon World Championships 2012 - 公式サイトトップページ
http://origin.pokemonworldchampionships.com/2012/
(国選択ページが出た場合、ドイツ・イタリア・スペイン・イギリス・フランス・アメリカの6カ国から言語の分かる国をお選びください。日本語はありません。)


WCS2012予選・本選の途中経過は、例年通りなら、カテゴリ「Standings(大会参加者リスト)」ページからリンクが貼られれば、見られるようになる筈です。
(開始時間以降に、WCSのロゴマークをクリックすると新しいウィンドウで「Trading Card Game World Championship Results」を開きます。)

◆Pokemon World Championships 2012 - 大会参加者リスト
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/standings

参考までに、去年のTCG部門の結果速報ページのURLも。
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/results/tcg/#0_0_0


対戦結果以外の現地取材やまとめの記事は、更新情報から確認できます。

◆Pokemon World Championships 2012 - 更新情報
http://www.pokemonworldchampionships.com/2012/updates


去年はWCS公式Twitterもつぶやいていたのですが…Twitterのプロフィールにあるサイトは WCS2012 なのですが、今年は使わないかもしれません。

◆Pokemon Worlds on Twitter
http://twitter.com/#!/pokemonworlds
(こちらは全て英語です。)


さらに、8月31日で更新終了してしまう PTCG BLOG にも、イチノセ氏によるレポートが掲載されます。
イチノセ氏の出現予告記事はこちら↓
http://ptcg.creatures.co.jp/event/14777

昔からポケモンコレクターでもあるイチノセ氏ならではの現地情報に期待大です!

◆PTCG BLOG - 公式ブログ トップページ
http://ptcg.creatures.co.jp/

◆PTCG BLOG - Twitter
http://twitter.com/#!/ptcg_blog

◆PTCG BLOG - Facebook
http://www.facebook.com/PTCGBLOG


さて。
LCQ組の皆さまは今日あたりから、そして国内権利組の皆さまは明日が出発日。
熱いバトルや楽しい想い出をたくさんゲットしてきてください!

日本勢に勝利の星が輝くことを祈りながら…


※今回の記事は便宜上「WCS(超適当)翻訳」カテゴリにまとめました。
ポケモン世界大会・World Championships (WCS) 2011、黒猫Aによる翻訳祭り全記事をまとめてみました。

今年は PTCG BLOG によるリアルタイムに近い現地レポートがあり、公式サイトでは終了後にならないと分からないLCQや、2ラウンドごとの更新になる予選の情報が直ぐに入ってきたのでとても助かりました。

日本から挑戦したプレイヤーの皆さまと、ご訪問いただいた皆さまに、深く感謝申し上げます。


[0日目]

■ポケモンWCS2011、いよいよ開催!
http://umbreon.diarynote.jp/201108122044467675/

アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで開催される、ポケモン World Championships (WCS) 2011。
WCS2011公式サイトや、ポケカの開発・管理メンバーによるPTCG BLOGなど、日本に居ながら現地の情報をゲットできる各種URLを紹介。


[1日目]

■ポケモン世界大会・WCS2011へようこそ!
 原題:Welcome to the 2011 Pokemon World Championships
http://umbreon.diarynote.jp/201108130237372001/

1日目のスタート記事。
LCQ開催を告知。

■カードゲーム部門LCQにおける戦略(追記:3)
 原題:TCG Last Chance Qualifier Strategy Update
http://umbreon.diarynote.jp/201108130904164961/

カードゲーム部門・LCQのメタデッキ、採用カードについての特集記事。
途中までLCQ結果の速報も兼ねていたので無駄に追記があります。

■速報:LCQ、日本ジュニア5名、シニア・マスター各1名が予選進出決定!
http://umbreon.diarynote.jp/201108131104312756/

LCQ速報ページ。
ソースは PTCG BLOG のツイッター。

■カードゲーム部門LCQ通過者リスト発表!
 原題:TCG Players Qualify for Worlds!
http://umbreon.diarynote.jp/201108131419163800/

カードゲーム部門のLCQ通過者確定を伝える記事。
公式サイトにはプレイヤーリストもあります。

■ポケモンWCS2011 - 1日目編
 原題:Day 1 Is in the Books!
http://umbreon.diarynote.jp/201108131552109950/

1日目のまとめ記事。
カードゲーム部門のマスターリーグに、WCS史上最多619名が集まった今年の様子をレポート。
さらに並行開催のサイドイベントについての記載も。

■LCQでの父子対決!
 原題:Father and Son Go Head-to-Head in LCQ
http://umbreon.diarynote.jp/201108132227172219/

今年のドラマのひとつ、LCQでの父子対戦。
原文は、父子の絆やポケカに対する意気込みが行間からにじみ出る良記事です。
翻訳が非常に難しく、でもこれは是非とも紹介したいし…多少間違っても良いからとにかく上げてしまえ!(超間違っているかも!?)で公開してしまっているので、英語が得意な方は原文( http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day1/father-and-son-go-head-to-head-in-lcq )を当たってください。


[2日目]

■世界大会参加者、準備完了!
 原題:Worlds Competitors Get Ready to Play!
http://umbreon.diarynote.jp/201108140103332042/

2日目のスタート記事。
開会式やメインイベントである世界一決定戦・予選の他、イッシュ御三家+ピカチュウとのグリーティングやミニリーグなどサイドイベントを紹介。

■速報:予選試合結果(更新:5)
http://umbreon.diarynote.jp/201108140620452929/

カードゲーム部門予選速報ページ。
ソースは PTCG BLOG のツイッターと2戦ごとに更新される公式サイトの「Trading Card Game World Championship Results」。

■独自のデッキ戦略に注目!
 原題:Original TCG Strategies Take Center Stage
http://umbreon.diarynote.jp/201108140825027454/

WCS2011・世界一決定戦のメタデッキ、採用カードについての特集記事。

■予選カードゲーム部門、TOP16決定!
 原題:Top 16 TCG Players
http://umbreon.diarynote.jp/201108141048214327/

カードゲーム部門の予選通過者であるTOP16の決定を知らせる記事。
公式サイトにはプレイヤーリストもあります。

■トッププレイヤーが決まる!?(追記:1)
 原題:The Top Players Have Been Determined
http://umbreon.diarynote.jp/201108141129278717/

2日目のまとめ記事。
ポケモン界の音楽クリエイターである増田氏(M)・田中氏(T)・宮崎氏(M)の3人が扮する謎のバンド・MTM with バトルウーマンMのパフォーマンスで盛り上がった開会式と、メインイベントである予選の他、サイドイベントについて記載。


[3日目]

■世界一が決まるぞ!
 原題:Champions Will Be Crowned
http://umbreon.diarynote.jp/201108150055375707/

3日目のスタート記事。
WCS2011世界一決定戦・本戦をはじめ、ポケモン界のVIPやゲーム配信(ズルズキン)など、夢のようなイベントの数々を紹介。

■プレリリースで新拡張パックを初ゲット!
 原題:A First Look at the New Expansion!
http://umbreon.diarynote.jp/201108151004064236/

WCS2011会場では、プレリリース(先行発売記念大会)が並行開催。
BWシリーズの新弾「Emerging Powers」の中から一部、注目カードを紹介しています。
ポケモンWCS2011、3日目。現地は18時頃、まだ日が高いとはいえ、刻々と夜に近づこうというところ。

そして、世界一決定戦・本戦もついに終幕。
日本勢はジュニアプレイヤーが、LCQから世界2位となりました。

詳細は、現地で取材中のPTCG BLOGにレポートが上がっているので、そちらをご覧ください。

◆2011WCSレポート-決勝トーナメント編
http://ptcg.creatures.co.jp/event/7155


さて、大幅に出遅れてしまった当ブログですが、現地でのサイドイベントのひとつ・プレリリースについての記事が上がっていたので超適当翻訳しました。
現地では新弾「Emerging Powers」が先行発売されており、その収録カードについて記載されています。
中には、日本でまだ見かけないカードも!?

■新拡張パックを初ゲット!

ポケカプレイヤーは、待望のプレリリースでいち早く新弾をゲットしているぞ!

ポケモンカードゲームBWシリーズの拡張パック「Emerging Powers」では、イッシュのポケモンで(デッキを組んで)バトルし、集め、トモダチとのトレードもできる。ここでは、新弾で明らかになったカードの中から、デッキ戦略に活かせそうな楽しいカードをいくつか紹介しよう。

【エルフーン】
かぜかくれポケモン(エルフーン)は(ビデオ)ゲーム部門の試合でもよく使われているが、間も無く次のポケカのメタにも食い込んでくるだろう。
エルフーンは草タイプのデッキに相性が良く、2つの有効な技がある。ひとつめの「アンコール」は、相手はキミの選択した技のみを次のターン使用できるというもので、相手は自身で技を選択できず、戦略を崩すのに有効だ。加えてこの技で20ダメージを与えることができる。さらにパワーアップしたエルフーンは、「とんぼがえり」で40ダメージを相手に与えながらベンチに戻り、次ターンに闘わせたいポケモンと入れ替えることができる。

【ゴチルゼルとギガイアス】
エネルギーの数だけ大きなダメージを与える技があるポケモンもよく見かけられる。ゴチルゼルの特徴は、(技を打つのに)無色3個分のみが必要な「マッドキネシス」だが、もし超エネルギーが付いているなら、基本の30ダメージに超エネルギー1つにつき20ダメージを加えて攻撃する。単純に超エネルギーを3個付けて攻撃すれば、相手に毎ターン90ダメージを与えられることになり、より多くの超エネルギーを付ければもっと大きなダメージを与えられるのだ。もしキミのデッキが超タイプでないなら、闘タイプのギガイアスの「ロックバレット」をチェックしてみてくれ。同じように、無色4個のエネルギーを付ければ、相手に与えるダメージは基本40ダメージだが、ギガイアスに付く闘エネルギーの数の分、20ダメージを追加することができる。

【レパルダス】
もし、ダメージを与えるのが最も厳しい状況でも強いポケモンを探しているなら、レパルダスはまさにピッタリのポケモンだ。(ポケカの中では)典型的な技「フェイント」は使い勝手が良くなった。弱点・抵抗、そして相手ポケモンの防御に関係無く、30ダメージを与えられるのだ!さらに、既にダメカンが乗っている相手ポケモンに誰がボスなのか知らしめたいなら、技「Claw Rend(ひきさく?きりさく?) 」を使ってみよう。通常与えられる50ダメージに、(相手にダメカンが乗っていれば)30ダメージを追加する…相手はキミの強さを思い知らされるのだ。

◆A First Look at the New Expansion!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day3/a-first-look-at-the-new-expansion
ポケモンWCS2011も3日目。間も無くメインイベントとして世界一決定戦・本戦が実施されようというところです。
カードゲーム部門では、日本勢は3名がTOP16から世界一をめざします。
さらに熱気を帯びるサンディエゴ、公式サイトの第1報を超適当翻訳しました。↓


■世界一が決まるぞ!

今日は、2011年のポケモンWCS最後の日だけど、お楽しみはまだ終わっていない。今日行なわれるイベントを全部…ポケモン界のVIPに会うチャンスや、特別なポケモン・ズルズキンのゲーム配信を逃さないようにな!

夢のようなイベントはまだ終わっていない。この週末に(選び抜かれた)最高クラスのプレイヤーが、チャンピオンを賭けて対決する最終日は、いつも熱気に包まれるんだ!

全てがハイレベルな試合が行なわれるとともに、この日曜日はポケカプレイヤーにとっては、BWシリーズの新しい拡張パック「Emerging Powers」を手にする最初のチャンス…プレリリースに誰もが盛り上がっている。

また、もしDS版ポケットモンスター ブラック・ホワイトを持っているなら、すぐにバトルできる世界大会限定の特別なポケモン・ズルズキンを受け取ることができるぞ!ズルズキンは世界最高クラスのプレイヤーと似たワザ構成にしているから、キミのチームに仲間入りするこのチャンスを見逃すな!

さらに、WCSでは例年幸運なことに、ポケモン界で最も影響力のある3名を招聘し、ファンへのサイン会を実施している。サイン会には、お気に入りのポケモングッズを持って立ち寄ってください。

最後に、昨日を満喫してくれたキミにもっと良いお知らせだ。リーグ対戦、サイドイベント、ショップ、ポケモンのグリーティング、クリエイティブセンター、そして映画上映コーナーとゲームルーム…まだまだ遊べるぞ!だから、皆それぞれにとって何かしら、今年の最もアツい歴史的なポケモンバトルがあるはずだ。

幸運を!そして、楽しいポケモンバトルを!


★WCS2011会場配信のズルズキンについて
レベル50、性格は勇敢固定の模様? 特性は自信過剰。
食べ残し所持、プレシャスボール入。
技はドレインパンチ・炎のパンチ・しっぺ返し・身代わり。


◆Champions Will Be Crowned
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day3/champions-will-be-crowned
ポケモンWCS2011公式サイトにて、2日目・世界一決定戦予選のまとめとなる記事が上げられているので、適当超翻訳しました。↓

★追記:同日2220
謎のバンド・MTM(mystery thunder mask)のメンバー、実はポケモンのクリエイターで構成されています。
キーボード:増田順一氏(株式会社ゲームフリーク・ディレクター、作曲家)
ドラム:田中宏和氏(株式会社クリーチャーズ・社長、作曲家)
ベース:宮崎慎二氏(イマジン所属、作曲家)

翻訳していたときにアレ?と思いながら、いやいや違うでしょ!と流していたのですが、まさか本当にそうだったとは!
ということで、訳文を少し修正して追記します。


■トッププレイヤーが決まる!?

メインイベントである世界一決定戦の第1日目が終わった。

何てったってサンディエゴ!世界大会だ!世界中から集まったポケカプレイヤーとゲームプレイヤが、その力を存分に出し切ったんだ。

今日、この日は夢のような開会式から始まった。ニック・マッコード氏がMCをとる式では、ポケモンBWシリーズのディレクター・増田順一氏をはじめとするクリエイターが扮する謎のバンド・MTM with バトルウーマンMによるパフォーマンスも繰り広げられた。(暗い中で行なわれた)開会式が終わるとライトが着き、メインイベントである世界一決定戦が始まったんだ。

カードゲーム部門も(ビデオ)ゲーム部門も、1日で実施される全試合でプレイできるスイスドロー形式だ。そして全試合が終了したら、カードゲーム部門は上位16名、(ビデオ)ゲーム部門は上位8%を年齢で区分されるリーグごとに絞り込む。

明日の本戦では、シングルエリミネーション形式で、最後の一人、2011年の世界チャンピオンを決めるまで試合を続けるんだ!

さらに、会場に残るポケモンファンに向けて、たくさんのお楽しみがある。公式トーナメント以外でも、バトルの腕を競うサイドイベントとフリー対戦の為にゲームルームを解放していて、プレイヤーで溢れている。クリエイティブセンターは、塗り絵やお絵描きを楽しむファンで賑わっている。そして勿論、自分のお気に入りのプレイヤーの試合を一日中応援する観客もいっぱいだ。

世界一決定戦の完璧な戦績表は、ここをチェックしてくれ!
(トーナメント結果へのリンク有り)

明日の世界一決定戦・本戦は午前9時スタート。

サンディエゴで起こる(世界大会の)全てを見逃すなよ!


◆The Top Players Have Been Determined
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day2/the-top-players-have-been-determined


★黒猫A予告:明日の本戦は、残念ながらリアルタイムでの速報は上げられない可能性が高いのですが、公式特集記事の超適当翻訳は、時間を見つけてできる限り上げる予定でいます。
ポケモンWCS公式サイトにて、世界一決定戦予選の結果、16名の本戦進出が発表されました。

リード文の超適当翻訳をご紹介します。↓


■予選カードゲーム部門、TOP16決定!

ポケモン世界一決定戦、カードゲーム部門のTOP16が決まった!

メタ(流行)でありながら、それぞれが個性豊かなデッキでの大接戦の後、ジュニア・シニア・マスターリーグ、合計48名のポケカプレイヤーが、明日の世界一決定戦・本戦に出場するぞ!

◆Top 16 TCG Players
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day2/top-16-tcg-players

なお、上記リンク先のリストには、カードゲーム部門で予選を通過した各16名のプレイヤーのお名前が掲載されています。
日本からはジュニア2名、シニア1名の計3名が、本戦に参加されます。

勝ち抜かれたお三方のご武運を、心よりお祈りしています!

そして、長時間に渡るバトルを、最後まで精一杯闘ってくださった7名のプレイヤーの方々に。
今年も良い夢を、どうもありがとうございました!
逆境の中でも最後まで諦めない、強い気持ちを受け取ったような気がしました。

現地に居る日本勢の皆さま、今日もゆっくりお休みください。
そして、こちらの想像を超える、現地のポケモン祭り(?)を存分に楽しんで、お話を聞かせていただけると嬉しいです!
ポケモン世界大会・WCS2011公式サイトにて、現地サンディエゴでの世界一決定戦のメタデッキ、採用カードについての特集記事が公開されています。

(なお、予選試合結果の速報は前回の記事 http://umbreon.diarynote.jp/201108140620452929/ を更新していきますので、そちらをご覧ください。)

超適当翻訳でご紹介します。↓


■独自のデッキ戦略に注目!

カードゲーム部門のプレイヤーが、ここサンディエゴの世界一決定戦で使用しているトップメタを見てみよう。

世界一決定戦で使用されているデッキが明らかになり始めている。予想通り、その多くは国内リーグで人気のあったデッキタイプと同じものだ。しかし同時に、国内リーグではほとんど使われなかった、少し古いタイプのデッキも目撃している。

レシラムを中心に、エンブオーかバクフーンGRを採用したデッキは、間違いなくトップメタだ。(エネルギーを付ける)パワーエンジンの役割が、今季初めではエンブオーに偏っていたが、今はバクフーンGRがその役割を担っている。

メガヤンマGRとジバコイルGRも現役だ。驚くかもしれないが、ジバコイルGRは以前のままではない。(注釈:採用枚数のことか)代わりに、ゾロアークやチラチーノのような速効性の高いカードを採用している。それらがワザを打つ為に必要なダブル無色エネルギーも採用されている。

ジャッジマンやものまね娘は、メガヤンマGRには必須のサポートカードだが、興味深い相反する組み合わせを見つけた。自分のターンに1枚カードを引くポケパワーを持つヨルノズクと、進化した特に相手の手札から捨てるカードを選ぶパワーを持つマニューラを組み合わせ、互いの手札を同じ枚数に調整するのだ。そうすれば、メガヤンマGRは自分の手札を捨てることなく、エネルギー無しでワザを打つことができる。

キングドラGRは国内リーグでは余り見られなかったが、ここサンディエゴでは一部復活し活躍している。「しぶきをあげる」ポケパワーは、間違いなくキングドラGRの輝ける特徴だ。このポケパワーで、プレイヤーは自分のターン中に1度、相手のポケモンのいずれかにダメカンを1つのせることができる。

キングドラGRのワザ「ドラゴンスチーム」で与えられるダメージは、相手の場に炎タイプのポケモンがいると60から20に下がってしまう。環境にレシラムデッキが多いため、攻撃面での決定力は無い。

デッキタイプに関係無く、ポケモンリバースは圧倒的に採用数が多い。コインがオモテなら、相手のベンチポケモンを選んでバトル場と入れ替えることができるカードだ。攻撃する相手を選んでバトル場に呼び出すのは非常に大きなアドバンテージとなり、多くのプレイヤーが採用している。また、逃げるエネルギーの多いポケモンをバトル場に呼び出すことで相手の邪魔をするの戦略もある。

理由は明確ではないが、いくつかの国内リーグでは好調だったミュウGRやゲンガーGRなどを採用したロストゾーンのデッキはこの環境にはいない。バンギラスGRも同様で、国内リーグではそれほど使われていなかったが、それだけに穴場のデッキのように思えた。プレイヤーの考えは違ったのだろう。

兎も角、世界一決定戦のラウンドを重ねる毎に、より多くの戦略が明らかになるだろう。


◆Original TCG Strategies Take Center Stage
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day2/original-tcg-strategies-take-center-stage
ポケモンWCS2011、世界一決定戦のリストが更新されています。

◆Trading Card Game World Championship Results
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/results/tcg/#0_0_0

タブでリーグ(ジュニア・シニア・マスター)とラウンドの切り替えができます。

★1017現在:7戦目終了

PTCG-BLOG Twitterにて、マスターの戦績が出たとの発表がありました。
残念ながら予選通過ならず。


★0950現在:7戦目終了

PTCG-BLOG Twitterにて、ジュニア2名、シニア1名の予選通過が発表されました!


★0900現在:6戦目までの結果が公開されています。

[ジュニア]
5-1:1人、4-2:3人

[シニア]
5-1:1人、3-3:2人

[マスター]
3−3:2人


★0750現在:4戦目までの結果が公開されています。

[ジュニア]
3-1:3人、2-2:2人

[シニア]
3-1:1人、2-2:2人

[マスター]
2-2:1人、1−3:1人


★0620現在:3戦目まで終了しており4戦目の試合が始まっています。

[ジュニア]
3-0:1人、2-1:3人、1-2:1人

[シニア]
2-1:1人、1-2:2人

[マスター]
2-1:1人、1−2:1人
ポケモンWCS2011、2日目は世界一決定戦予選です。
公式サイトにて、2日目の第1報の記事が上がりましたので、超適当翻訳しました。↓

日本勢10名の健闘を祈りながら…!


■世界大会参加者、準備完了!

見所満載のメインイベント・世界一決定戦が、今日正式にスタート!感動のイベントの数々全てをチェックだぜ!

世界中で「いちばんすごくてつよい」のは誰かを決める、2011年のポケモン公式世界一決定戦が今朝いよいよ始まる。

世界で一番スリリングなショーである開会式は午前9時開始。それはポケモンバトル他、楽しいイベント満載の素晴らしい1日の始まりだ。

公式試合は午前10時より、カードゲーム部門と(ビデオ)ゲーム部門が同時スタートされる。

でも、それが全てじゃない。一日中様々なお楽しみイベントがある。

イベント会場を歩き回っている可愛いイッシュ御三家、ツタージャ・ポカブ・ミジュマルとピカチュウに注目!ポケモンを愛するファン達に挨拶し、写真撮影に応じているんだ。

映画上映室とゲームルームにクリエイティブセンターも解放されていて、お気に入りのポケモン映画を見たりゲームを楽しみながら休憩したり、ファンが(お絵描きしたりして)その感性を表現したりしている。スケートボードピカチュウのぬいぐるみを含む、世界大会限定のポケモンアイテムをゲットできるショップももちろんあるぞ。

さらに、もっとポケモンバトルを楽しみたいプレイヤーの為に、世界一決定戦と同じ午前10時開始のサイドイベントも開催。やる気で来てくれたプレイヤーには、素敵な賞品が待っているぞ。

楽しいイベントはたくさんあるけど、10時30分開始のミニリーグも忘れないでくれよな。

世界大会に参加する全てのプレイヤーに、興奮と幸運を!

(ゲームプレイヤーが)手持ちからポケモンを選んで、(カードゲームプレイヤーが)デッキをシャッフルする…世界大会、始まる!


◆Worlds Competitors Get Ready to Play!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day2/worlds-competitors-get-ready-to-play
この週末、アメリカはカリフォルニア州サンディエゴで開催中の、ポケモンWCS2011。
1日目のLCQ・カードゲーム部門には、何と900名近くのプレイヤーが参加。
特にマスターリーグには史上最高の619名が集まり、腕を競いました。
(1日目・LCQのまとめについては、前回の記事 http://umbreon.diarynote.jp/201108131552109950/ をご覧ください。)

3本勝負(2本先取)・シングルエリミネーションという、1対戦で2回負けたら終了のバトル。
例年以上に、メタ読み、対戦相手の当たり運、デッキ相性が勝敗を分ける厳しい闘いです。

さて、あんなにたくさんのプレイヤーがひしめく中、何とLCQで父子対決!?というドラマがあったようです。

ざっと読んでみたものの、これがかなり難しく…でも、とても良い記事だと思ったので、現時点での私なりの翻訳公開します。
この記事は不完全な上、無理矢理な意訳が多いので、興味がある方は原文を当たられることをお薦めします。
(翻訳にいいアイデアがある英語が得意な方、教えていただけると嬉しいです!)


■LCQでの父子対決!

ポケカプレイヤーのJohn・Nick Chimento親子は、LCQの終盤に対戦した。清々しい表情の父・JohnをNickが打ち負かした直後、我々は彼らに話を聞いた。

質問:父と息子がLCQで当たるなんて!試合はどうでしたか?
Nick:僕が(父に)勝ちました。
John:えぇ、息子は強くてね。【He went 9 and 2 at Nationals.(←上手く訳せませんでした)】
Nick:でもTop64で負けてしまって。だからここに居るんです。

質問:Nick、キミは国内戦と同じデッキを使うの?
Nick:そうはしないです。ドンファン・レシラム・ゼクロムデッキを使っていたけど、ちょうど今、もっと良い他の何かに切り替えようと思っています。

質問:お父さんはどんなデッキを持って来られたんですか?
John:私は悪党デッキを使おうと思ってね。カイリキー・ラフレシア・ドンファンデッキだ。このデッキはどんな試合でも上手く行けると思っていたんだけど、Nickの展開はすごく速かった。
Nick:それが僕のデッキの真のキーポイントなんです。超速攻です。

質問:もし明日の世界大会に出られるとしたら、このデッキ(のパーツ)を何か変えますか?
Nick:何も変えません。このままで十分、デッキが上手く回ってくれますし。

質問:Nick、キミはこのLCQでちょっと変わったデッキとのバトルも乗り越えてきたと思うんだけど、際立って印象に残っているのは何?
Nick:まさしく父さんのデッキですよ!それ以外のものはほとんど予想してましたから。

質問:お父さん、かなり酷い質問なのですが...息子さんはどうしてLCQに?
John:彼は絶対に私を許さないでしょうね!今季は息子にはちょっと特殊で、国内戦の後、彼のランキングは39位でした。TOP40に世界戦への招待権があったんですが、カナダ国内選手権が追加されて40位に落ち、その後他のプレイヤーの補正試合で41位になってしまい、招待枠から漏れてしまったんですよ!

質問:うわぁ、それは厳しい!でもNick、キミは長い間練習しているんでしょう?
Nick:ええ。僕はポケカが初めて出て来てからずっとプレイしています。数年前、僕は世界Top32くらいのところまで行きました。その時ジュニア・シニアのどちらだったかは思い出せないんだけど。今年が僕の初めてのマスターリーグなんです。

質問:お父さんは敗退となってしまいましたが、この週末をどう過ごしますか?
John:サイドイベントをいくつか楽しむつもりです。あとはNickを応援に回ろうと思っています。

質問:Nick、キミはこの大会をどう思う? 勝算はありますか?
Nick:そうですね、この形式なら上手く立ち回れると思うし、多分次の進めるじゃないかな。

★黒猫A注釈:現在公表されているリストを見るに、父を越えてさらに上をめざした息子さんも、今季終了となってしまったようです。

◆Father and Son Go Head-to-Head in LCQ
(公式サイトの該当ページにリンクしています)
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day1/father-and-son-go-head-to-head-in-lcq
ポケモンWCS2011公式サイトにて、初日の様子をまとめた記事が上げられていたので、翻訳してみました。

この記事の投稿は日本時間の13日16時前。
一方現地サンディエゴは間も無く13日0時になろうというところ。
また新たな熱いバトルの火ぶたが切って落とされると思うと、何だか緊張しますね。


■ポケモンWCS2011 - 1日目編

ラストチャンスクオリファイ(世界大会予選参加権を賭けた最終戦)が終わり、会場ではカードゲームや(ビデオ)ゲームの世界戦の準備が進められているぞ!

サンディエゴにやって来たぜ!イヤッフー!

この日は1日中、同じゴール…世界大会予選出場権ゲットをめざす希望に満ちたプレイヤーたちで会場はいっぱい。
(ビデオ)ゲームとカードゲームの試合はこの日1日で同時開催。観客はそれぞれお気に入りのプレイヤーの移動に合わせてノンストップで動き回っていた。

900名近くが参加したカードゲーム部門のLCQでは、今までのマスターリーグに最多記録の619名が集結!
イチかバチか(1試合でも負けると終わる)のバトルを何度も繰り返し、総勢48名(各リーグ16名)が明日の世界大会予選出場権を勝ち取った。

(ビデオ)ゲームのバトルでは、いつものように、特に試合を中継しているモニタの周囲はたくさんの観客に取り囲まれ大盛況だった。
およそ300名のプレイヤーが、最後の一握りとなる明日の出場権を賭けて闘い、その中から27名が世界大会への道を繋いだ。

一方、今日の大会の周辺では、試合の他にも多くの企画が実施されている。
24時間解放されているゲームルームは、対戦相手を求めたり出入りするプレイヤーで賑わっている。ポケモンファンが感性を発揮するクリエイティブデーブルも置かれている。もちろん、サンディエゴのあたたかい日差しを浴びる時間もあるぞ!

ポケモン世界大会は明日朝、遅延登録(LCQ通過者の登録のことか?)は午前8時から、その後同9時から待望の開会式で幕を開ける。

この週末、WCS2011公式サイトではイベント情報を更新するから、見逃さないでくれよ!

◆Day 1 Is in the Books!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day1/day-1-is-in-the-books


また、PTCG BLOGでも、1日目の総括として記事を上げられています。
現場の画像の他、メタゲームについても触れられています。
読んでいると現地に行きたくなってしまいますね。

◆ポケモンワールドチャンピオンシップス2011―ラストチャンスクオリファイ編
http://ptcg.creatures.co.jp/uncategorized/7030
ポケモン世界大会・ World Championships 2011 の予選出場権を賭けた、ラストチャンスクオリファイ(LCQ)が終了しました。
公式サイトには、LCQを通過し予選に参加するプレイヤーの方々のリストが掲載されています。

一応翻訳企画なので、該当ページのリード文を翻訳しておきます。↓

■カードゲーム部門、(LCQからの)世界大会出場プレイヤー

カードゲーム部門で、LCQから世界大会に進む最後のプレイヤーが決まり、WCS2011第1日目は幕を閉じた。

1試合3本勝負(2本先取)のシングルエリミネーショントーナメントの試合では、
様々な必勝の戦略、新しい戦略が見られた。

LCQを競う膨大な数のプレイヤーから勝ち抜いた各リーグ16名は、明日のメインイベントに出場する権利を得た。

◆TCG Players Qualify for Worlds!
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day1/tcg-players-qualify-for-worlds


なお、上記リンク先のリストには、カードゲーム部門でLCQを通過した各16名のプレイヤーのお名前が掲載されています。
日本からはジュニア5名、シニア・マスター各1名の計7名が、厳しいバトルを乗り越えて世界への切符を手にしました。

今年のWCSは、日本の代表枠が無くなってしまった上、自費参加のLCQは本土開催の為に参加者が多く、1試合で2回負けてしまったら終わりという、とてもとても厳しいバトルです。
高いハードルにも臆すること無く、日本から参加された全ての皆さま。
準備期間も含めて、長いバトル…チャレンジ精神はとても尊いものだと心から思います。

勝ち抜いて予選に参加するプレイヤーの皆さま。
明日も遠くからではありますが、応援しています。

惜しくも今季が終了した皆さま。
「一度参加すると価値観が変わる」と言われる、現地の感動のイベントなど、楽しんできてください。

ともあれ、今日(?)は大変お疲れさまでした。
皆さま、ゆっくりお休みくださいませ〜!


★予告:公式特集記事で面白そうなものがあるので、出来ればまた早いうちに翻訳して上げようと計画中です。
ポケモンWCS2011、カードゲーム部門ジュニアリーグにて、LCQから16名の予選進出が決定しました。
PTCG BLOGのTwitterによると、日本勢は5名。
おめでとうございます!おめでとうございます!

1回の試合で2負けしたら終わりのシングルエリミネーションという難関をくぐり抜けたジュニア日本勢。
ゆっくり休んで、明日もまた熱いバトルを魅せてください〜!

★追記:同日1110
シニアリーグでもTOP32→16の対戦リストが出ました。
現時点で日本勢は4名。日本人対決はありません。

★追記:同日1215
PTCG BLOGのTwitterによると、LCQシニアリーグも16名が予選進出。
日本勢は1名とのことです。

★追記:同日1225
マスターはTOP32→16の対戦中。
日本勢は2名頑張っています!
お一人抜けられて、あと1戦だそうです!

★追記:同日1255
マスターはTOP16→8の対戦が始まろうとしているところ。
日本勢は1名、あと1戦あるなら、どうか勝ち抜いていただきたい...!

★追記:同日1305
マスターもTOP16が予選進出決定しました!
日本からは初代チャンピオンがLCQ突破です!
現在LCQが開催中の、ポケモン世界大会・WCS2011。
PTCG BLOGのTwitterによる現地速報から、LCQ参加者はマスターだけで613名。日本人の参加選手は合計57名の模様。
現地11時(日本時間/翌3時)スタートの予定が、少し押して始まったようです。
また、現地17時(日本時間/翌9時)の段階で、ジュニア64名・シニア128名・マスター256名までしぼられたとのこと。

★同日1050追記2:
PTCG BLOGのTwitterより、マスターTOP64に日本勢5名が残っているとのこと!
画像をクリックするとお名前が分かります。

★同日1055追記3:
PTCG BLOGのTwitterに、ジュニアのTOP16対戦リスト画像が上がっています。
日本勢、お名前あります!これに勝てば予選進出とのことです!


うっかり寝落ちしている間に、公式サイトがTCG部門における新戦略を特集したページを更新していたので、超適当に翻訳してみました。↓


■カードゲーム部門LCQにおける戦略

2011年のLCQでの新しい戦略は、国内戦(Nationals)でもよく採用されており効果的だった「カウンターのよる逆襲が突然出てくる」というものだ。

今年の国内戦で採用が見かけられた戦略、そしてジバコイル派生、ジバヤンマ(メガヤンマGRとジバコイルGR)、レシバク(レシラムとバクフーンGR)のような人気のデッキタイプはまだ有効でいい動きする。しかし、プレイヤーが持ち込む新しいデッキが、より新しくより良いことを証明している。(これら国内戦の3つのデッキの戦略について完全な要約はアメリカ公式サイトのページをどうぞ。)

★黒猫Aより:アメリカ国内戦で多かった3つのデッキ、メガヤンマGR・ジバコイルGR、レシラム、バンギラスGRについて紹介されているページへのリンクがあります。

多くのデッキで最も共通して見られる新しいポケモンはゾロアークだ。ゾロアークは(イカサマによる)カウンターがその戦略の要で、今日ここで、大々的に使われているのを見かける。

ゾロアークは、無色2個分のエネルギーという低コストで相手のバトル場のポケモンのワザをどれでも使うことができるワザ「イカサマ」があるのでどのデッキにも入れられる。我々はゾロアークが、大型アタッカーであるメガヤンマやドンファン、レシラムと共に姿を現すのを目の当たりにした。

また、レシラムの対となるポケモン・ゼクロムもよく見られる。そのワザ「らいげき」での120もの高ダメージは、メガヤンマGRを瞬時に気絶させてしまうのだ。

今までのところ最も驚かされているのは、水タイプ…ダイケンキ・キングドラGR、同じくランターンGRのデッキだ。ランターンGRは最初は雷タイプのポケモンで、メガヤンマGRの弱点を突ける上、(ポケパワー・せんすいにより)水タイプのポケモンになればレシラムに対抗することができる。

これらをサポートする共通のポケモンは、ワザで手札をリセットすることができるマナフィや、場に出た時に、自分の場の全てのエネルギーを付け替えられるポケパワー・しゅくふくのかぜのシェイミだ。

我々が望んでいたように、今年も新しくて面白い戦略が研ぎすまされているのが分かる。明日のメインイベント(世界大会)は、新しいデッキ・既知のデッキのいずれが台頭するかに関わらず、とても見応えのある面白いバトルになるはずだ。


◆TCG Last Chance Qualifier Strategy Update
(公式サイトの該当ページにリンクしています)
http://www.pokemonworldchampionships.com/2011/updates/article/day1/tcg-last-chance-qualifier-strategy-update

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